朝の記事の続き。1枚の葉に寄生されたサツマキジラミの幼虫が3頭着いていた。うち2頭、オスメスが羽化した。
追記:ezo-aphidさんよりPsylla属に寄生報告ある2種のうち、T. atamiensisの可能性を教えて頂きました。
”?”つきでタイトルに加えました。いつも、ありがとうございます!もう1種はT. radiata らしいです。ただ
コメントにあるように今回の記事の種とはオスメスともに微妙に形が違いました。
♂
髪の毛っぽい毛が生えている独特な触角。採集3月17日採集 31日羽化
体長約1.3mm
二股に分かれたオスの交尾器
ステレオグラムの不具合でちょっと複眼が出過ぎです
長短ある毛で感度は良さそう..
こちらもステレオグラムの不具合で実際より少し背面が出過ぎな感じ
♀
花粉症等による集中力の低下が原因か作業中紛失してしまいました。体長計れず。
腹部に着いているのは水滴
腹部背面に窓のように色素が抜けている部分あり。オスも面積は小さいものの窓があります。
雌雄でずいぶん違って見えますねー。雌の腹部に黄色い部分がある点は、おちゃたてさんの画像の「?Tamarixia sp.」と似ていますね。国内に分布するTamarixia 2種のうち、Psylla属に寄生報告のある T. radiata とは違うようなので、残る一種 T. atamiensis なのかも。
返信削除なるほど、前日の写真のまゆとmeconiumのようすから、外寄生ということがよく判ります。Tamarixia radiata
の方は天敵として良く調べられているので、ネット上にも詳しい生態が載っていますが、写真の出来はこちらの勝ち、ですなー。
キジラミの終齢幼虫あたりに寄生するのなら食・住は保障されますが、若齢に寄生するのは危険が多いようなので、一般的なのか疑問があります。
いつもありがとうございます。
削除おっしゃる通りT. radiataの方はネットでも情報が多く楽しめました。おちゃたてむしさんの撮影された若齢幼虫の写真、あれは本当に不思議でどういった経緯か想像が膨らみます。