2016年8月31日水曜日
ベッコウハゴロモ と ハゴロモヤドリガ その3
蛹を確認して1週間後、気づけば既に羽化。羽化後、どれくらい経ったのか分かりませんが半死にでありました。
【
その1
】【
その2
】【その3】
触角からメスのようです
口 は無いようです
どこを切り取っても地味な蛾であります
上から
セミヤドリガ科 Epiricania hagoromo Kato, 1939
体長約6mm
後ろ。本来なら産卵していたのでしょう。大きな腹部
WAXの中から飛び出た脱皮殻
脱皮の際に鱗粉がいくらか落ちている
結局、 寄生していたヤドリガより長生きでありました
8月13日撮影 自宅にて
ベッコウハゴロモ と ハゴロモヤドリガ その2
採集して3日後、気づけばクズに水を供給していた水差しの上で蛹化していた。
【
その1
】【その2】【
その3
】
蛹化した場所を中心に歩いた形跡あり
WAXにつつまれた蛹。
Mushi Navi
さんに蛹の写真があります
歩いた後
細かいWAXが付着
自由になったベッコウハゴロモ。翅の開きに違和感なし
死ぬことなくクズの汁を吸う
ハゴロモヤドリガが寄生していた場所。どこに食いついていたのか分からず
反対側
ついでに翅の蝋物質。それぞれ縮れている
3枚からなる深度合成
8月6日撮影 自宅にて
2016年8月30日火曜日
ベッコウハゴロモ と ハゴロモヤドリガ その1
今年に入って初めて遭遇したベッコウハゴロモは寄生蛾のオマケつきでありました。
ベッコウハゴロモは
3年ぶり
の登場です。
【その1】【
その2
】【
その3
】
少しバランスが崩れた姿勢
クズの葉裏
腹部左側面にハゴロモヤドリガ幼虫
ベッコウハゴロモ 体長約6mm ヤドリガ幼虫 約4mm
8月3日撮影 押部谷
2016年8月29日月曜日
キボシマルウンカ
2年ぶり
の登場、キボシマルウンカ。ガードレールの支柱の上でうろついていた。
テントウムシの擬態といわれているデザイン
長い脚でちょこまか動きます
体がヌメッているせいか
あちこちにゴミが付いております。
3年前
に出会った個体も汚れていました
カビとかウイルスが着きやすそうですが
今回は正面からの撮影はことごとくピンボケでありました
8月20日撮影 押部谷
2016年8月28日日曜日
クロスズメ
サクラの樹皮に大型の蛾を発見
どうもスズメガのようだが、この時点で種名は分からず。体長約26mm
頭部
ピントの合っている範囲がわずかですが触角の1部
その先端
翅瑞
後脚
帰り道、約1時間後に訪れると翅は伸びきりスズメガらしくなっていました
ピンと立っていた触角も寝る
Sphinx caliginea caliginea (Butler, 1877)
幼虫は→
こちら
8月20日撮影 押部谷
2016年8月27日土曜日
カマスグモ
山の中に走る小汚いガードレールで見つけたアシダカグモの1種。子どもの頃、トイレに行く外に面した渡り廊下によく出没しドキリとさせられた、久々のご対面。
追記:
Aclerisさん
より種名を教えていただきましたのでタイトル改変しました。ありがとうございます!
巨大な上顎
弥生人の髪型” 美豆良”を連想させる 触肢
直ぐにパイプの反対側に隠れる
体長約22mm
8月20日撮影 押部谷
2016年8月26日金曜日
コマユバチ科 Phanerotoma sp.
肉眼ではチャタテムシかなと思ったそのプロポーション。レンズを通すと初見のハチ。調べていくとキイロコウラコマユバチ Phanerotoma (Phanerotoma) flava Ashmead, 1906 の可能性がありそうです。羽化して間もないのか半径5mほどのあちこちの草木の葉で散見しました。
今回、調べていくにあたっての流れ→
そらさん
→
BugGuide
→
フッカーSさん
→
Image Database of Parasitoid wasps
体長約3.8mm. あたまでっかち
こちらは別個体。いずれも直ぐに飛び立たれました
8月18日撮影 押部谷
ホシアシナガヤセバエ
クヌギの樹液に来ていた。大抵は複数頭、見かけるのだがこの日は1頭のみ
過去の記事→
こちら
産卵前なのか樹液で満たされているのか腹部が大きい
8月18日撮影 押部谷
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