2011年9月17日土曜日

モモブトチビハナアブ

9月になって庭からハナアブ達の姿をあまり見なくなった。
大小さまざまなハナアブ達の賑やかな縄張り争いが見られないのは寂しい。
1cmほどの大きさで後脚が妙に太いアブがいた。特徴的な脚を持っているので
名前が直ぐに分かると思いきやハラナガハナアブの1種ではないか?位しか
分からない。ムシの種類を同定するのは本当、難しいなと思う今日この頃である。

2011年9月18日追記:ezo-aphidさんよりモモブトチビハナアブであると教えて頂きました。
名前もバッチリなら容姿も符合しましたのでタイトルを改名しました。スッキリしました。
感謝です。

容姿からするとアシブトハナアブという感じだが、その名は既に別体に付けられていた。


腹部の膨らみは産卵を控えているのでしょうか。

取りあえず複眼。

別の日に撮った同種。腹部がスッキリしています。


2011年9月16日金曜日

クサカゲロウ幼虫 再び

以前、庭で見つけたクサカゲロウの幼虫は残念ながら生き残る事は出来なかった。
我が家で一番、アブラムシが多い場所はビオトーブのミニパピルスとホテイアオイ。
そのミニパピルスに多くのクサカゲロウの卵を見つけた。それから10日。
睡蓮鉢という、ある意味、閉ざされた空間の水面から延びた水草の茎や葉上を
小さな幼虫がちょこまかと動いている。彼らが背負うものは、アブラムシの抜け殻と
餌食となったアブラムシ、そして水面に落ちなかったメダカの餌だ。
クサカゲロウの卵が来るまでは静かだったミニパピルスも、今や多数のクモやアリ、
ハチまでも到来し、ちょっとした賑わいを見せている。今回もクサカゲロウが
生き残るのは大変そうだ。


2011年9月20日追記:大変、興味深いコメントをezo-aphidさんより頂きました。
しかしブログの不具合により表示されなかった為、ここに載せることにしました。
ezo-aphidさん、ありがとうございます!


ezo-aphidさんコメント
2枚目の写真で、アブラムシの角状管(お尻の2本ツノ)から出ているオレンジ色の
粘液は、対天敵用の武器で、固化しやすくハチ類は触角などにつくと嫌がります。
一匹が襲われると、これに含まれる警戒フェロモンが揮発して、周囲の成虫などは
危険信号と感知して分散してゆきます。
大きな玉はクサカゲロウにも付着してますね(かなり長時間抵抗したのでしょうね)。
3枚目の「黒いアブラムシ」は、コバチ類が寄生していて、内部にはマユを作って蛹に
なっています。皮膚は硬化してるので、牙をさし込むのにもかなり違和感があるだろう
と思います。待ってるとそのうち成虫が羽化してきます。
このアブラムシの種が何なのかよく判りません。2枚目では、Schizaphisの成虫のように
見えますが、体液を吸われてお腹が少し縮んでいる様にも思えます。
勝手ながら、成虫の自然体をお見せ頂けるとあり難いのですが・・・・
(成虫は、このサイズで、尾片[尾端の突起]が指状で、先に白いワックスがついてます)。


ついでに・・・、8月19日のハナアブ風幼虫は、アブラムシを捕食するショクガタマバエ
だと思います(検索してお確かめください)。とすると、これくらいのサイズが終齢幼虫
です。どんな風に蛹になるのかは知りませんが。




ミニパピルスの根元。ここには地面はなく羽の無い彼らにとっては閉ざされた世界。

しかし餌に困る事は無さそうだ。まだ小さいためアブラムシの体液を吸うのにも苦労していた。

多分この黒いアブラムシは死んでいるのだろう。何度も向きを変え奮闘していたが最後は諦めていた。

ウォーターマッシュルームの葉裏。ほぼ100%アブラムシを背負っている、凄まじい容姿。

2011年9月15日木曜日

セグロイナゴ

昔は多く生存していたようだが、子供のときに見た記憶は無い。
砥峰高原で初めて目にしたイナゴ。複眼の縦線もさることながら
各部位のテクスチャー並びに配色のセンスが尋常ではない!
一目で大好きなムシになった。県によっては絶滅危惧種に指定
されているようで、こういった美しいムシが居なくなるのは
残念だ。

色使いが本当に渋い。しかもハイセンス。

さりげなく渋めの赤をワンポイント使うところが憎い。

保護色、として片付けたくない素晴らしい配色。また見に行こう。

2011年9月14日水曜日

イラクサギンウワバ

庭のブッシュバジルの葉裏に繭を発見。何となく黄緑色の蛹が見える。
それとは別に黄色い何かの幼虫が動いている。羽化出来ないかも。
しかし数日後、何事も無く蛾は羽化する事が出来た。
今日、巣立った後の繭を切り、あの黄色い幼虫がどうなったか調べてみた。
5mmほどのダニの抜け殻のようなものが出て来た。う〜ん、わからない。


2011年9月17日追記:おちゃたてむしさんより再度、蛾の種類はタマナギンウワバ
でなくイラクサギンウワバではないかと教えて頂きました。
また、ezo-aphidさんより抜け殻の正体は最初におちゃたてむしさんの指摘通り
イラクサギンウワバであるとコメントにて詳細に教えて頂きました。
本当にありがとうございます。きっちりとした観察、記録の必要性を感じました。
タイトルを”イラクサギンウワバ”に変えました。勉強になります。





2011年9月15日追記:おちゃたてむしさんより3枚目の写真は幼虫時代の抜け殻では
ないかと教えて頂きました。感謝です。しばらく考えてみると、タマナギンウワバ
の幼虫にはあまり、トゲがなく、別の幼虫の抜け殻ではないかと思い着きました。
同じくブッシュバジルを食していたフタトガリコヤガの幼虫です。一応、写真も
掲載しておきます。





アフリカのどこかの部族のお面、という雰囲気。

地味な色ながら羽化して間もないので傷、汚れなく美しい。

トゲが多く出ている下部の固まりが何だか分からない。手前のボケているのが蛾の蛹の抜け殻。
幼虫時代の抜け殻のようです。なるほど頭部そのものの形が残っています。
ezo-ahidさんより頭殻と胴体が揃っているのは終齢幼虫のもので別体では無いようです。
また私の5mmという計測は大きく見積もり過ぎで実際、頭部の大きさは2mm弱との事です。

2011年9月13日火曜日

クロルリトゲトゲ

クロルリトゲハムシに改称されたようだが、クロルリトゲトゲの
方が愛嬌があって良いと思う。
全身トゲだらけでも妙に可愛らしさを感じてしまうデザイン。
自分がトゲに守られている安心感からか、ススキの葉の上で
周りを気にせず、じっとしている。庭のウリハムシとは
大違いだ。砥峰高原のススキのあちこちで見られた。

体長5mm弱。ススキの葉の上では目立ちます。

甲虫だからか気持ち悪さは無く、ユーモラスな造形。

触覚の付け根にもトゲ一対、デザインに手抜き無し。

2011年9月12日月曜日

?ムラサキシラホシカメムシ の孵化

何日前か忘れたが、庭の琉球朝顔のツタをちょこまかと動く
2匹のムラサキシラホシカメムシを見つけた。
それからしばらくして9月9日、琉球朝顔の横に植えている
普通の朝顔の葉にカメムシの卵を発見。(ややこしい^^;;)
しばらく様子を見て今朝、卵に赤い点2つを確認。そして
夕方、庭の水やり中、確認すると既に孵化は始まっていた。
丁度、3匹目が卵から出て来た。1mmも満たない小さな幼虫から
見ると朝顔の葉っぱ一枚でも、とてつもなく大きな壁。
スケールは違えどカメムシ達の旅立ちに少しばかり感動した。

卵にまでこだわったデザインと機能性。すばらしい。

実際、肉眼で見るのは初めて。卵全体が赤みを増し生命が卵から溢れてきそうだ。

「生まれたぞぉ!!!」叫んでそう!?

琉球朝顔の葉にも5個の卵を昨夜確認したが今朝、何の痕跡も無かった...。

ムシ達はこの世界をどのように捉えているのだろ。

外気に触れ飴色一色だった体が徐々に色づいて来た。

2011年9月11日日曜日

ヒロヘリアオイラガ

刺されると電気が走るような激痛。イラガの幼虫が庭に出始めた。
これでもかと無数の鋭利な棘が所狭しと生えている。
正気の沙汰ではないデザイン。しかし、そう感じさせない美しさを
持っている。自然というのは大したものだ。
くれぐれも刺されないよう気をつけねば。

肉眼では黄緑色の体もマクロレンズを通せば奇麗な透明な黄緑色。その下の青色が鮮やか。

顔を隠しひっくり返らなければ安心の鎧。

過剰とも言える棘の数と、その鋭さ。しかも毒付き。勘弁して欲しい。

2011年9月10日土曜日

キリギリス

今日も蒸し暑かった。涼を求めてツーリングがてら「ノルウェーの森」の
ロケ地で有名な砥峰高原(標高800〜1000m)に出かけた。
途中、長谷ダム近くのトンネルをくぐる際、冷蔵庫の中のような冷気を
感じ期待したが、砥峰高原はあまり涼しくはなかった。
1時間30分ほどの散策での収穫は少なかったが、狭い庭をうろつくよりは
有意義であったはずだ、と思いたい(^^;;
とにかくキリギリス・ヒメギス・イナゴ等、バッタが多く、キリギリスは
死にかけ?と思わせる状態で日光浴をしている姿が目についた。

砥峰高原はススキの名所らしい。シーズンオフの今は人も少ない。

♀太い産卵管が見える。ニシとヒガシキリギリスの判別は私、良くわかりません。

複眼の間の白い凹み?は何でしょうか。

♂横にもたれ?腹部をさらしている状態で日に当たっている個体が多かった。


2011年9月9日金曜日

クロヒラタヨコバイ

蒸し暑い。暑いとムシの出が悪く、蚊ばかり。
庭のメランポジュームで何やら妙な動きのムシ発見。
クロヒラタヨコバイらしい。黒くは無いが...。
ヨコバイということで確かに横にも器用に歩いている。
何度かピンと弾かれたが大きさもあって少しの時間お付き合い出来た。

正面。私的にはあまり面白くない顔。単眼は2つのよう。

トゲトゲがアクセントとなっているデザイン。

薄い白い毛と背中の模様。幼虫の方が興味あるかな。

これは6月中旬撮影の別の個体。名前通り黒いです。

2011年9月8日木曜日

イトトンボ羽化3

今日イトトンボのヤゴを発見してから3回目の羽化を確認した。
残念なことに羽化の瞬間には全く立ち会えていない。
ビオトーブで観察するのは無理があるかもしれない。
残るはあと2匹。

10mmのヤゴ抜け殻。

28mmほど。意識して探さないと見つけるのは困難。



キンバネチビトリバ

メラポンジウムの花に来るアブを見ていたら蛾が飛んで来た。
羽ばたきで蛾と判断したが、よく見ると蚊にも見える。
調べると、やはり蛾でキンバネチビトリバの名前。
昆虫の和名には工夫が感じられたり、見たままだったり
感心させられたりするのだが、”チビ”を入れるかな〜と
要らぬ方向に思いを馳せてしまう。

幼虫はカタバミを食すようで庭で発生したのでしょうか。

ピリピリピリピリという感じで!?羽ばたいておりました。


以外と蛾には格好良いものが多い気がする。

2011年9月7日水曜日

フキバッタ

フラッシュによるテカテカした画像が続いたので...。

先月末に行った伊吹山の西遊歩道コース(山頂まで40分)を
ゆっくり歩いていると、かなりの頻度で遭遇したバッタ、フキバッタ。
深い緑を基調とした濃密なデザインで短い茶色い羽と
後ろ足の"<<<<<<<<<"の彫り込みが素敵で、道中、目を楽しませてくれた。
帰りの中央歩道コース(20分)は道幅が狭く、バッタも警戒してか1匹も
確認出来なかったのは残念であった。

実物大のフィギュアがあれば欲しい造形と色目。

こちらは交尾中。この二匹の周りにもフキバッタは何匹か葉上にいた。フキバッタにっとては楽園かしら。

2011年9月6日火曜日

コマユバチの1種?

台風12号接近のため庭のブッシュバジル3鉢、玄関内に避難させた。
翌朝、玄関のガラス部分に大量のハエが止まっている。うわぁ。
早速、戸を開け外に出した。
4mmほどのムシがまだ残っていた。レンズを向けると奇麗な
オレンジ色のハチであった。小さなハチ達の種類の特定は難しいようで
私のようなニワカにはさっぱりです。

絶えず触覚をブンブン動かしている。本当はガラス面の下を向いています。

口から延びたヒゲ?の役割は何だろう。

フラッシュの反射で翅脈が良くわかりません。

鮮やかなオレンジのかわいい顔。


2011年9月5日月曜日

アミメアリ

苦労しなくても見つかるムシ。アリ。
庭にも何種類かいるようで、それぞれ
想像を遥かに超えたディテールを持っている。
興味が無ければただの黒い小さなムシだが
そのデザインから人智では計り知れない大きな
神秘的な世界への広がりを感じる。(大袈裟かな)
頭部と胸部が網目の凹凸があり腹部がツルッ。
このデザインセンスに脱帽です。

女王アリが存在せず、それぞれが単独で産卵能力があるらしい。

向日葵に着くカタカイガラムシ科の一種に集まっている。

全体にピントが合えば良いんですが。

2011年9月4日日曜日

イトトンボ羽化2

台風が去った今日、ビオトーブでイトトンボの羽化が12日ぶりに
確認できた。しかも2匹。小さく細いので、今迄、見逃しているかも
知れない。しかし相変わらず種類が特定出来ず、2匹とも小雨振る
鉛色の空に飛んで行った。無事に羽化出来て一安心。

羽化出来るように枝を差し込んでいたのを利用してくれた。

こちらの個体はウォーターマッシュルームで羽化。問題なければ、あと3匹ほどヤゴが居る筈だ。