それとは別に黄色い何かの幼虫が動いている。羽化出来ないかも。
しかし数日後、何事も無く蛾は羽化する事が出来た。
今日、巣立った後の繭を切り、あの黄色い幼虫がどうなったか調べてみた。
5mmほどのダニの抜け殻のようなものが出て来た。う〜ん、わからない。
2011年9月17日追記:おちゃたてむしさんより再度、蛾の種類はタマナギンウワバ
でなくイラクサギンウワバではないかと教えて頂きました。
また、ezo-aphidさんより抜け殻の正体は最初におちゃたてむしさんの指摘通り
イラクサギンウワバであるとコメントにて詳細に教えて頂きました。
本当にありがとうございます。きっちりとした観察、記録の必要性を感じました。
タイトルを”イラクサギンウワバ”に変えました。勉強になります。
2011年9月15日追記:おちゃたてむしさんより3枚目の写真は幼虫時代の抜け殻では
ないかと教えて頂きました。感謝です。
アフリカのどこかの部族のお面、という雰囲気。
地味な色ながら羽化して間もないので傷、汚れなく美しい。
幼虫時代の抜け殻のようです。なるほど頭部そのものの形が残っています。
ezo-ahidさんより頭殻と胴体が揃っているのは終齢幼虫のもので別体では無いようです。
また私の5mmという計測は大きく見積もり過ぎで実際、頭部の大きさは2mm弱との事です。
こんばんは。
返信削除最後の写真は羽化した蛾の幼虫時代の抜け殻だと思うのですが、とすれば「黄色い幼虫」は何だったんでしょうね。そんなことがあるのかどうか知りませんが、単なる居候だったという可能性はないでしょうか。
おちゃたてむしさん、こんばんは。
返信削除スッキリしました。幼虫時代の抜け殻として見ると下部も固まりも
理解出来ました。居候が気になりますが(^^;;
おはようございます。
返信削除すみません、幼虫の形まで考えていませんでした。確かに、たまたまそこにあった別種の幼虫の脱皮殻を繭に取り込んでしまったということは考えられますね。
それに関連して、肝心の幼虫がどんな姿をしているのかと思って「みんなで作る日本産蛾類図鑑V2」を覗いてみて気付いたのですが、こちらの写真の成虫はタマナギンウワバよりもイラクサギンウワバの方に似ているように思います。素人の絵合わせだけによる意見ですが、イラクサの方は食草にシソ科もあげられているので、ブッシュバジルにつく可能性はあると思います。
おじゃまします。一件落着の方向だったので、スルーしてたのですが・・・・、やっぱり口出しすることにします。
返信削除この抜け殻は、終齢幼虫が脱皮して蛹が出たものです(それまでの幼虫時代の脱皮では、頭殻と胴体は分離します)。なので、普通はマユや蛹室の中にしかありません。ですから、この成虫の持ち物にまちがいなく、頭殻に斑紋がないのも、ウワバ幼虫らしく妥当です。ただし、イラクサギンウワバ終齢幼虫の頭幅は2mm弱のようですから、BABAさんの計測値は少し過大のようです(私にも成虫はイラクサギンに見えます)。ちなみに、ウワバ類幼虫は偏食の種もいますが、基本的には広食性で、生育植物はあまりあてにはできません。
別種の終齢幼虫が、同じ場所で同時に蛹になり始めたら・・?、はたして同じまゆの中にはいれるでしょうかねぇ。
「黄色い幼虫」はさっぱり見当がつかないのですが、蛹と同じくらいのサイズだったのでしょうか?
おちゃたてむしさん こんばんは。
返信削除お調べ頂きありがとうございます。タマナギンウワバの食草からブッシュバジルが外れるのは
少し気がかりでしたがこれでスッキリしました。幼虫はやはり、ezo-aphidさんより指摘通り
おちゃたてむしさんの目立てで間違えていなかったようです。お騒がせしました。
ezo-aphidさん、はじめまして。
いろいろ教えて頂きありがとうございます。蛹になる直前の脱皮は頭殻と胴体が分離しない
ということを初めて知りました。勉強になります。
抜け殻の計測はそのとき目分量だったのでご指摘通り過大だったと思います。
黄色い幼虫ですが蛹の3分の1ほどの大きさでした。まゆの中だったので撮影しなかった
のは今となっては後悔です。
ezo-aphidさん、こんばんは。
返信削除蛹化前の最後の抜け殻の件、私も全く知りませんでした。的に当たりそうで当たらないコメントで、やきもきさせてしまったようですみません。
BABAさん、こんばんは。
こちらこそお騒がせしましたが、おかげで勉強になりました。これからも素晴らしい写真を期待しています。
おちゃたてむしさん、ezo-aphidさん こんばんは。
返信削除今回の件で本当にいろいろ勉強になりました。感謝です。お二人のお陰で
自分なりに世界が少し広がった気がします。