2014年1月27日月曜日

クダアザミウマ Bactrothrips flectoventris

いつも出逢うアザミウマは大抵1mm前後の小型のものばかり。おちゃたてむしさんが大型のアザミウマをよく掲載され羨ましく思っていました。居場所を教えてもらってはいたもののノーヒット状態。探しどころが悪いのか近所の公園では全く遭遇しませんでした。

今回、ようやくアラカシの枯れた葉が重なっている場所で簡単に見つける事が出来ました。やはり近所ではなく山に脚を運ばないと駄目なようです。

追記:ezo-aphidさんよりコメントをいただきタイトルを改変しました。おちゃたてむしさんが2011年1月に紹介されております。その記事の中で「食菌性でアラカシの枯れ葉に限って発見」とあり今回の状況にピタリと符合します。ありがとうございました!

蛾類の幼虫の仕業で重なっている葉を、そろりとめくると

5頭のアザミウマが越冬しておりました

頭の先端から尾?の先端まで約4mm

けったいなデザインだと思いますが
けったい=奇妙

この頭部の裏側が、また、か・な・り・強烈でした(明日の記事にて)

ムシのデザインの深さを改めて知りました。何の知識もなく
この状態を見たならば変なムシの死骸にしか見えません

でもキチンと生きております。異変に気付いた1頭が立ち上がり移動開始

1月25日撮影 自然観察の森

どこへ行く? ニッポンオナガコバチ ♀

この日は気温が13度と高く、葉裏でおなじみのニッポンオナガコバチのメスが山道にある道標の上を歩いていた。
春はまだ先なので気温が下がると再び、何処かで寒さを凌ぐのでしょうが春になると何処に姿を消すのでしょうか
昨年、その事を意識してムシ撮りをしましたが11月〜12月の羽化のシーズンと冬場の葉裏でしか目撃できず。
気温の上がったこの日、彼女はどこに行こうとしていたのでしょうか...

今冬は昨年に比べ発生が少なかったように思います
1月25日撮影 自然観察の森

2014年1月26日日曜日

シロカネイソウロウグモ と スズミグモ 子グモ

2014年11月3日追記:クモ好きさんより最後の写真はスズミグモ とコメント頂きました。ありがとうございます!

冬場にもっとも遭遇するクモ。シロカネイソウロウグモ、ついに登場。「お!コバチ」と嬉々としてレンズを
向けると、このクモだった時のがっかり感。冬場の葉めくりを、はじめた頃はよく引っ掛かっていました(^^;;
さすがに最近は見分けがつくようになりました。

ヒメグモ科 Argyrodes bonadea 

真珠のようにキラリと光る腹部がコバチの翅に見えてしまいます。体長約1.6mm

1月23日撮影 木庭山

2012年の写真ですが他のクモの巣に居候しているシロカネイソウロウグモ

子グモの”まどい”中でした。コガネグモ科でしょうか
スズミグモのようです
2012年12月25日撮影 浜手緑地

タマゴコバチ科 の1種 交尾

今回は幸運でした。公園の滞在時間28分。前回、孵化を確認したタイサンボクのその後を確認しに行きました。
気温は9℃。430個ほどの寄生された卵があるので、この日もあちこちで羽化が見られました。その中で卵の上を
走っているオスを追いかけていると、とうとうタマゴコバチの交尾場面に出逢う事が出来ました。

触角に長い毛のあるオスは卵の上をパトロールし、メスを見つけるとアタックしておりました。2度ほど室内
羽化を観察していましたが、交尾の様子は観察出来ず、まさか野外で観察出来るとは思っていませんでした。
科は違いますが羽化して翅も展開していないメスにアタックをかけるトビコバチのオス→こちら

寄生した蛾の卵から出ようとしているメス。近寄るオス

こちらは2頭のオスと1頭のメス
体長約0.6mmの小さなハチが”ごちゃごちゃ”やっているのを追いかけるのは厳しいです

なんとか交尾の瞬間をパチリ!

ふんばるオス。移動するメス。交尾時間10秒


解除の瞬間もパチリ!

今までに無く、かなりオスが多いように思いました。そもそも卵の数が多いから?

おめかし中!?のメス

2頭仲良くメス探し!?
1月23日撮影 新開公園

2014年1月25日土曜日

ササラダニ と 菌類

朝の記事とは別の間伐された朽木。樹皮をめくるとササラダニ

マルで囲った部分は胴感毛。少し後に反っています。体長約0.7mm
このササラダニは以前、登場したものと同種と思います

気になったのはダニの糞らしきものから生えた菌類
これらも豊かな森造りに貢献しているのでしょうね
1月4日撮影 増位山

エグリゴミムシダマシ の1種

いや〜分かりません(^^;;  キクイムシの仲間なのかケシキスイなのか、その他のムシなのか。体長約7.4mm

追記:ezo-aphidさんよりコメントをいただきタイトル改変しました。ありがとうございます!

ゴミムシダマシ科 エグリゴミムシダマシ亜科のようです




間伐によって切られた樹皮の下で越冬していました。撮影後、もとに戻しました
1月4日撮影 増位山

2014年1月24日金曜日

ササラダニ科 の1種

夏場は背丈の高い草が生えマダニや蚊、それにマムシの心配がある場所でも冬場なら入って行けます。
落ち葉の上に横たわっていた直径5センチほどの木の枝。ひっくり返すと1頭、黒い粒が移動していた。

直径0.9mmくらい。樹皮の間や朽ちた木の中を移動するためツルツルの質感なんでしょう

初見のササラダニ。青木淳一先生を紹介しているサイトにイラストがありました

木をひっくり返されて移動。スピードはかなり遅い

ヘルメットのよう

うまく写真で表現出来ていませんが、機能的で美しい造形です

1月4日撮影 増位山

落ち葉めくり おしまい

落ち葉めくりで結構、長く引っ張れました。ほとんど、おなじみの顔ぶれでしたが。今回で一旦、終了です。
また面白ものが捲れましたら登場させたいと思います。

こちらは撮影中に降って来た、あられ一粒。直径約2mm.

すぐに溶けた別の一粒

その他のムシ

ホシヒメヨコバイ

キノコバエの1種

クモの1種
1月17日撮影 増位山

2014年1月23日木曜日

落ち葉めくり ムラサキトビムシ科 の1種

朝の記事、エビガラトビムシとは違う場所の落ち葉にいました

同じ山ですがエビガラとムラサキと一緒に居るのを見ることはなかったです。棲み分け?

以前にも同じ場所で登場しております。体長約1mm

葉を捲った衝撃で飛び跳ねたのでしょう。クモの巣にひっかかってしまった

固まっております

しばらくすると糞と一緒にあばれ始めました

菌類を食べる口

脚によく似た又状器(跳躍器)

こちらは別の個体。個眼は5つづつ

こちらで体長約1.7mm

葉を乱雑に持ち上げると死んだフリでしょうか、ゴロンと転がりました
1月5日撮影 ゆめさき森の公園