2018年11月23日金曜日

アザミウマアパート クダアザミウマ科の1種

林床に横たわる倒木の朽ちた樹皮をバリっとめくると、そこに白と黒のアザミウマの群が現れた。前回登場したクチキクダアザミウマ(その1)(その2)幼虫は真っ赤でしたが、こちらは白。初見のアザミウマはクダアザミウマ科と思うのですがさて..

樹皮の裏面。細かい部屋のようになっている

白い幼虫、0.7mm~1.5mmくらいの体長

こちらは蛹。アザミウマの蛹は歩行可能

触覚が頭部と一体になっている。
他種ですがアカオビアザミウマの蛹→こちら

蛹 体長約2mm

左幼虫 約1.3mm 右成虫 約2mm 前脚腿節が太い

有翅成虫もいました。少し小さく1.8mm 個体数も少なかった。オス?

ということは腹部の丸々とした無翅成虫のこちらがメスでしょうか

卵らしきもの長さ0.4mm弱

後日、見に行くとアパートはもぬけの殻。別の場所に移動したのでしょうか
11月3日撮影 押部谷

2018年11月22日木曜日

エアーゴミ積み クサカゲロウ幼虫

大アゴでゴミをグッと挟み体を反らして背中に積んでいく習性をもつクサカゲロウ幼虫の1種。今回、現場となった岩の地衣類が強固に張り付いているせいか何度も挑むがすべて空振り。まったく諦めずに繰り返す。あまり見たことのないケースだった。
成功例→こちら

何も挟まず体を反らす

何度も

何度も積み上げる動作を場所を変えてはやっている

これだけ積み上げても、まだ足らないのでしょうね

体長約2.2mm まだ小さい
11月1日撮影 押部谷

2018年11月21日水曜日

ハマトビムシ科 オカトビムシ

近場の公園や山では見つけられないオカトビムシ。今回は標高500mほどの山中にて石の下で見つけたものです。ピョンピョン、エビのように跳ねて撮影し難いのですが、あるラインを越えると擬死をするようで(短い時間)そのスキに念願の顔面を撮影できました。

非常に光沢が強く撮影し難い。今度撮影するときには工夫が必要と感じました

あまり美味そうに見えませんが実際はどうなのでしょう(小さすぎますかね)

擬死状態のスキにパシャパシャ写す

擬死を終えて動き出す。体長約7mm

そして物陰に隠れようとします。暗闇に生きるムシは皆そうですね
10月9日撮影 高野町



2018年11月20日火曜日

ミギワバエ科 Brachydeutera sp.

水の上でアメンボのように難なく活動しているミギワバエ。その秘密を探ろうと採取し深度合成して見た。わかった事は全身、ベルベット地のように微細な毛で覆われていること。毛と毛の間に空気の層が出来て撥水しない構造になっているのでしょう。


タラコクチビルに見える、その下が大きな唇弁

水面をピタピタこのおおきな唇弁で探っています


細かい毛のため色目はつや消し

強めに水を吹き付ける。複眼はべったり、背中はほとんど弾いて落ちた

体長約3.3mm

翅脈

脚の裏面位は白い細かい毛がはえる。これで水面にたっている

寒さのためか最近は見ていません
10月22日撮影


2018年11月19日月曜日

カタビロトゲトゲ

5年ぶりのカタビロトゲトゲ。探しようが悪いのか普通種なのに出会わない。ブナ科の葉は結構探るのですが見つからない。今回は倒木の上に鎮座していたのを偶然見つけました。今はカタビロトゲハムシというようですが、当ブログでは昔のままカタビロトゲトゲでいきます。

溶岩が固まったような質感とトゲトゲの具合。良いですね〜

体長約5mm

撮影日は10月27日。そんなに気温は下がっていませんが、もう冬の準備でしょうか

複眼の白い色抜けは元々のようです

ハムシの立ち方は可愛いですね

今は落ち葉の下あたりで春を待っているのでしょう


2018年11月18日日曜日

フンコバエ科 の1種と ラブルベニア菌

別々の日に同種と思われるハエを撮影しましたが、どちらもラブルベニア菌に侵されていました。この菌に関してはおちゃたてむしさんの記事で知りました。命は取られないまでも徐々に養分を吸い取られるようです。なんだか嫌ですね(^^;;

過去のフンコバエ科記事(今回含む)→こちら

フンコバエの横顔はライダーマンにそっくり!?

背中につぶつぶ

画質悪いですが.. ラブルベニア菌

とまっていたキノコ


別の日、上とは10mほど離れた石の上にて。体長約3mm

翅を含め背面にポツポツ生えている

10月23、30日撮影 高野町

2018年11月17日土曜日

?カナヤハカマカイガラムシ 深度合成

朝の記事のカナヤハカマカイガラムシ(Newsteadia kanayana)と思われるハカマカイガラムシを深度合成しました。

成虫と脱皮殻

ステレオグラムでみると脱皮殻の凹みがよく分かります


黒い菌糸でしょうか一面に生えています

口針も脱皮する?

裏面より


触覚の付け根に単眼らしきもの?よく分かりません


脚の長さを考えると口吻が短い気がします。どのようにして食事するのでしょう

11月2日撮影