2014年2月6日木曜日

ヒメコバチ科 ?Sigmophora brevicornis ♂

冬場の葉めくりで最も遭遇するヒメコバチ、Sigmophora brevicornis。先日、そよ風さんが記事にされていました。
その際、私が過去に撮影したTetrastichinaeのその2がオスではないかと指摘がありました。また、その記事で
おちゃたてむしさんもコメントされています。最近、撮影した記憶が薄らとあり、ライブラリを探してみると
1月5日に撮影しておりました。

過去のSigmophora brevicornisの記事→ その1 その2 その3(深度合成)

体長約1.3mm.アラカシの葉裏にて

色目はSigmophora brevicornisに比べ差異は無いと思います。腹部に黒い帯模様

長毛のある触角

背面を見る限りでは随分と違います。雌雄の差?

メス約2mm.同じ比率で並べております。雌雄の判別は羽化&交尾の現場に遭遇するのが1番ですね
1月5日撮影 ゆめさき森の公園

6 件のコメント:

  1. 面白いです。
    普通のハチも、ムナカタハキリバチのようにオスメス違う種類にされていたのを考えると、この例は差は少ない位だと思います・・・そういえばヒメバチも性差が大きく違うのがいましたね。
    Sigmophora brevicornisに関しては、変異が大きくて同じ種類なんだろうかと思って背中を撮り比較しましたが良く判りません・・・・成熟度で変化するハチもいるので。
    Sigmophora brevicornisの中で黒い部分が多くて地色の赤味が少し抜けて麦わら色の個体もSigmophora brevicornisとされているのが?と思い調べましたが、これも良く判りません。
    やっぱり交尾の写真が・・・現場を押さえるのが(笑)一番のようですね。
    麦わら色の個体に関しては、私の勘違いかもしれませんがSigmophora brevicornisにされてたような気がします。

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    1. こんばんは。
      過去の記事のezo-aphidさんのコメントにあるように日本産は2種(brevicornis,aceris)らしいので新たな種が見つかると面白いですね。過去の画像を見比べましたが体色は違うものの背面の彫刻等は同じに見えます。まぁ同じ1枚の葉裏に何種か違う色合いの brevicornisが居ることも多々ありましたので同種の可能性は高いと思います。が、違うのを期待してしまいますね(^^メスの赤い複眼の下のラインですが黒いラインが有る無しにかかわらず溝が確認出来ました。ただ黄色いSigmophora brevicornisは撮影しておらず何ともいえないです。

      かなり遭遇率が高く、ついつい撮影を怠ってしまうこの頃です(^^;;

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    2. そらさんが撮影された黄色いSigmophora は先生のお墨付きのようです。
      http://serigaya.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-966d.html

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    3. こんばんは、そうです読みました。
      気になるのはカッコの中のPanzerの文字です。
      Sigmophora brevicornisの中でPanzerと呼ばれる型だと言う意味なら大納得ですが、言及されてはいません。
      Panzerを想像すると、装甲・・・頑丈そうなタイプという意味なんでしょうか。
      コフキトンボのメスの帯型と同じような意味合いかなと想像します。
      Panzer・・・うむむむ。

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    4. 連投すいません。
      Panzerは人の名?
      Sigmophora brevicornis(Panzer 1804)で飴色も同定されてるので
      やっぱり同じ種なんでしょうね。
      最近・・・画質が気になって・・・プリセット絞りのレンズを眺めてます。

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    5. こんばんは。
      Georg Wolfgang Franz Panzer (1755 – 1829) ドイツの学者のようです。

      どんどん対象のハチが小型化していますね(^^ コバチの写真を見る機会が増えるのは嬉しいことです。

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