2014年4月22日火曜日

謎の赤い卵 その正体!!

4月3日に見つけてから18日目。ようやく孵化しました。最初は良く見かけるヒラタアブ類の卵に似ていたので
アブの類いだと思っていました。彼らは早く孵化しますが一向に出て来ません。そう、全くの見当外れでした。

卵のざらつき加減がヒラタアブ類の卵を連想させましたが..なんと

テントウムシ科 の1種 幼虫

でありました。でもこんなところに産みつける赤い幼虫は見た事がありません。誤って産みつけたのかクモの
 卵嚢目当てで、ここに居るのか謎のままです。

 体長約1mm.テントウムシの幼虫で間違いないでしょう


クモの糸が邪魔で、かなり接写しにくい状況であります

 赤い卵の中身は真っ赤な幼虫。ちなみにナミテントウ幼虫は→こちら

ほんとダレなんでしょう?

4月21日撮影 新開公園

2 件のコメント:

  1. わぁ、またしてもあて外れ。こういう楽しみがあるから、止められませんねー。
    私にもテントウムシ幼虫に見えるので、親さがしを考えてみました。
    テントウムシの多くは、卵塊を植物上に産むのが一般的のようです。このように、個卵を宙ぶらりんに産むというのはかなり特異ですね。孵化幼虫が濃赤色というのは意味があるのでしょう。たとえば、食餌のダニ類に似てるとか、夜間行動を主とするための保護色(深海生物が赤いのは、闇と同化しやすいためらしい)など、が考えられます。とりあえずは、ヒメテントウ類(幼生期不明のものが多いようです)などのように、体表に綿状ワックスが出てくるものか、見たいです。 当面のツナギ餌として、蜘蛛の卵は食べないでしょうか。

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    1. 卵発見時にキイロテントウが傍らに居ましたが、こんな卵ではないし、ホント何者か興味があります。次に見に行けるまで、この場に留まって欲しいものです。蜘蛛の卵を食べてたら面白いんですけど。
      あと、このスダジイは今オオワラジカイガラムシが繁殖しているので、それ目的かもしれないと考えています。

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