2014年6月4日水曜日

クマザサ の タケヒゲマダラアブラムシ

5月5日追記:ezo-aphidさんより種名を教えて頂きましたのでタイトル改変しました。
詳細な解説はコメント欄をご覧下さい。
以前撮影したタケクロスジ(Takecallis arundinariae)は→こちら

多分、クマザサと思われる葉裏で見つけた出産中のアブラムシ
有翅成虫 体長約2mm. 子虫 体長約0.7mm
Takecallis arundicolens

こちらは脱皮後の成虫。翅の表面がまだ伸び切っていない

その触角。触角の黒斑部の解説はezo-aphidさんがコメントしてくれています

こちらは脱皮後しばらく経ってあるであろう成虫

触角からWAXが出ている

有翅幼虫 体長は成虫と同じ。触角を交互に伸ばしたり畳んだりしていた
5月23日撮影 和歌山県高野町花坂

2 件のコメント:

  1. こちらが「タケヒゲマダラアブラムシ、T. arundicolens 」でしょうね。以前の Takecallis arundinariae タケクロスジ(2012.01.11) を比較参照してください。 こちらは羽化後の発色が充分ではないのかもしれませんが、触角だけはしっかり発色しているようです。
    有翅(4齢)幼虫では触角に4個の黒斑が見えますが、順に、第3節末端・第4節末端・第5節末端、第6節の中間(基部と末端部の境あたり)にあります。有翅虫も基本は同じですが、第3節の感覚板(口)の位置に最初の黒斑が加わります。3枚目の触角拡大図を見ると、その黒斑部に横長の色抜け(=感覚板)が7個あることが判ります。

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    1. おはようございます。
      今回も詳細な解説ありがとうございます。感覚板7個、そんな細かい所まで見ておられるのは驚きました(^^:: どの個体もタケクロスジに比べ色が白く美しいアブラムシでした。

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