2015年2月19日木曜日

コナカゲロウ繭 と 寄生蜂の繭


 コナラの樹皮にコナカゲロウの繭らしきもの。6mm×6mmの正方形に収まる位の大きさ

 上部に何者かの脱出孔あり

めくってみた。9個の卵のようなもの

卵ではなく繭ではないかと。大きさ1mm×0.5mmほど。

卵のような材質の繭を紡ぐのはダレでしょう?それとも見当違い?

2月12日撮影 姫路自然観察の森


11 件のコメント:

  1. 小さい方は、(裂け目に糸くずらしきものが見えるので)寄生蜂のマユ、内部の淡褐色は蛹便のようなもの?、という解釈はできますね。
    問題は、外側のマユを作った寄主の残骸が、マユ内には(たぶん)見あたらないことです。一般に、寄主幼虫は、(前蛹期に)自身を被覆するまゆを作るはずです。内部に寄主の痕跡が無いということは、寄生蜂幼虫がマユを作りだしてから、死に際の寄主幼虫が、外から大きなまゆを作ったことになります。

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  2. そんなことがあるかと、例の Eiseman(2010) のTracks & Sing of Insects を見ると、234頁にわずか数行ですが見つかりました。アオムシコマユバチの黄色いマユは、モンシロチョウ幼虫の白い吐糸によって薄く覆われるそうです。本来、マユを作らない幼虫ですから、厚くは作れないのでしょう。この薄いまゆによって、コマユバチ蛹の被寄生率が下がるものか検討した(有料の)論文がありました。

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  3. さきに一言書いたのですが、いつもの通り、ゴミ箱へ捨てられたようです。
    続きを・・・・・。このマユは、コマユバチ科としては小さすぎかもしれませんねー。
    コバチ科を調べると、コナカゲロウ科を好むものが数種見つかりました。ただし、寄主のマユ作りをこのように操作できるものか、判りません。

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  4. おー、追加の文もゴミ箱へ行ったようです。ダメよー、だめだめ。

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  5. 何回かの書き込みは、ゴミ箱に直行したようです。禁句があったのかなぁ、どーして。

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  6. ・・・・・さきに書いた内容は次の通りです。
    謎は、この寄主の残骸がマユ内に(たぶんですが)無いことでしょう。
    「瀕死の幼虫が外から作ったマユ」ということがあるんでしょうか?

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  7. 大きなまゆの作り手の残骸はどこに・・・・・・、というのがナゾです。
    その答えを探した結果が上記の文でした。

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  8. へ、匿名だと採用してくれました。 ezo-aphid

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    1. 毎回、申し訳ございません。なぜezo-aphidさんのコメントがスパム扱いされるのか、匿名だとOKなのかさっぱり分かりません。googleに目を付けられているのでしょうか(^^;; お手数おかけしました。

      写真最後に残骸かもしれないものを追加しました。違うかも知れませんが。

      1:繭を張り終わった寄主幼虫or前蛹に外部から産みつけた
      2:繭を張り終わった頃合いを見計らって寄主体内から出る
      のいずれかなと単純に思っていましたが。現場を押さえなければスッキリ出来ない感じですね。

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  9. 疲れました。
    はじめ、2番目と5番目がコメント欄に載ったのですが、他は載らず状態。半日ほど経てから、突然一斉に登載されました。ちゃんと、手続きは踏んだつもりなのですが・・・・。

    これだけのまゆがあるので、寄主の残骸は前蛹状態のはずで、立派な外骨格が残っていなければなりません。とても不思議な状態であることだけは言えるでしょう。新しい発見なのかもしれません。
     調べてみて、アオムシ幼虫が本来行わないマユかけ行動を、寄生コマユバチのマユ作り後に、操作されていることにはとても驚きました。

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    1. 余計な手間をおかけしましたm(_ _)m

      たまたまですがサカキの”謎の痕”の手がかりにTracks & Sing of Insectsを眺めていた時にこのコメントを頂き、最初、「アオムシコマユバチの黄色いマユ」のモンシロチョウ幼虫の行動が信じられませんでした。現場が見たいものです。

      コナカゲロウの類いの繭ですが見つければ捲ってみる価値、ありそうですね。ちょっと気の毒ですが(^^;;

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