小さい方は、(裂け目に糸くずらしきものが見えるので)寄生蜂のマユ、内部の淡褐色は蛹便のようなもの?、という解釈はできますね。問題は、外側のマユを作った寄主の残骸が、マユ内には(たぶん)見あたらないことです。一般に、寄主幼虫は、(前蛹期に)自身を被覆するまゆを作るはずです。内部に寄主の痕跡が無いということは、寄生蜂幼虫がマユを作りだしてから、死に際の寄主幼虫が、外から大きなまゆを作ったことになります。
そんなことがあるかと、例の Eiseman(2010) のTracks & Sing of Insects を見ると、234頁にわずか数行ですが見つかりました。アオムシコマユバチの黄色いマユは、モンシロチョウ幼虫の白い吐糸によって薄く覆われるそうです。本来、マユを作らない幼虫ですから、厚くは作れないのでしょう。この薄いまゆによって、コマユバチ蛹の被寄生率が下がるものか検討した(有料の)論文がありました。
さきに一言書いたのですが、いつもの通り、ゴミ箱へ捨てられたようです。続きを・・・・・。このマユは、コマユバチ科としては小さすぎかもしれませんねー。コバチ科を調べると、コナカゲロウ科を好むものが数種見つかりました。ただし、寄主のマユ作りをこのように操作できるものか、判りません。
おー、追加の文もゴミ箱へ行ったようです。ダメよー、だめだめ。
何回かの書き込みは、ゴミ箱に直行したようです。禁句があったのかなぁ、どーして。
・・・・・さきに書いた内容は次の通りです。謎は、この寄主の残骸がマユ内に(たぶんですが)無いことでしょう。「瀕死の幼虫が外から作ったマユ」ということがあるんでしょうか?
大きなまゆの作り手の残骸はどこに・・・・・・、というのがナゾです。その答えを探した結果が上記の文でした。
へ、匿名だと採用してくれました。 ezo-aphid
毎回、申し訳ございません。なぜezo-aphidさんのコメントがスパム扱いされるのか、匿名だとOKなのかさっぱり分かりません。googleに目を付けられているのでしょうか(^^;; お手数おかけしました。写真最後に残骸かもしれないものを追加しました。違うかも知れませんが。1:繭を張り終わった寄主幼虫or前蛹に外部から産みつけた2:繭を張り終わった頃合いを見計らって寄主体内から出るのいずれかなと単純に思っていましたが。現場を押さえなければスッキリ出来ない感じですね。
疲れました。はじめ、2番目と5番目がコメント欄に載ったのですが、他は載らず状態。半日ほど経てから、突然一斉に登載されました。ちゃんと、手続きは踏んだつもりなのですが・・・・。これだけのまゆがあるので、寄主の残骸は前蛹状態のはずで、立派な外骨格が残っていなければなりません。とても不思議な状態であることだけは言えるでしょう。新しい発見なのかもしれません。 調べてみて、アオムシ幼虫が本来行わないマユかけ行動を、寄生コマユバチのマユ作り後に、操作されていることにはとても驚きました。
余計な手間をおかけしましたm(_ _)mたまたまですがサカキの”謎の痕”の手がかりにTracks & Sing of Insectsを眺めていた時にこのコメントを頂き、最初、「アオムシコマユバチの黄色いマユ」のモンシロチョウ幼虫の行動が信じられませんでした。現場が見たいものです。コナカゲロウの類いの繭ですが見つければ捲ってみる価値、ありそうですね。ちょっと気の毒ですが(^^;;
小さい方は、(裂け目に糸くずらしきものが見えるので)寄生蜂のマユ、内部の淡褐色は蛹便のようなもの?、という解釈はできますね。
返信削除問題は、外側のマユを作った寄主の残骸が、マユ内には(たぶん)見あたらないことです。一般に、寄主幼虫は、(前蛹期に)自身を被覆するまゆを作るはずです。内部に寄主の痕跡が無いということは、寄生蜂幼虫がマユを作りだしてから、死に際の寄主幼虫が、外から大きなまゆを作ったことになります。
そんなことがあるかと、例の Eiseman(2010) のTracks & Sing of Insects を見ると、234頁にわずか数行ですが見つかりました。アオムシコマユバチの黄色いマユは、モンシロチョウ幼虫の白い吐糸によって薄く覆われるそうです。本来、マユを作らない幼虫ですから、厚くは作れないのでしょう。この薄いまゆによって、コマユバチ蛹の被寄生率が下がるものか検討した(有料の)論文がありました。
返信削除さきに一言書いたのですが、いつもの通り、ゴミ箱へ捨てられたようです。
返信削除続きを・・・・・。このマユは、コマユバチ科としては小さすぎかもしれませんねー。
コバチ科を調べると、コナカゲロウ科を好むものが数種見つかりました。ただし、寄主のマユ作りをこのように操作できるものか、判りません。
おー、追加の文もゴミ箱へ行ったようです。ダメよー、だめだめ。
返信削除何回かの書き込みは、ゴミ箱に直行したようです。禁句があったのかなぁ、どーして。
返信削除・・・・・さきに書いた内容は次の通りです。
返信削除謎は、この寄主の残骸がマユ内に(たぶんですが)無いことでしょう。
「瀕死の幼虫が外から作ったマユ」ということがあるんでしょうか?
大きなまゆの作り手の残骸はどこに・・・・・・、というのがナゾです。
返信削除その答えを探した結果が上記の文でした。
へ、匿名だと採用してくれました。 ezo-aphid
返信削除毎回、申し訳ございません。なぜezo-aphidさんのコメントがスパム扱いされるのか、匿名だとOKなのかさっぱり分かりません。googleに目を付けられているのでしょうか(^^;; お手数おかけしました。
削除写真最後に残骸かもしれないものを追加しました。違うかも知れませんが。
1:繭を張り終わった寄主幼虫or前蛹に外部から産みつけた
2:繭を張り終わった頃合いを見計らって寄主体内から出る
のいずれかなと単純に思っていましたが。現場を押さえなければスッキリ出来ない感じですね。
疲れました。
返信削除はじめ、2番目と5番目がコメント欄に載ったのですが、他は載らず状態。半日ほど経てから、突然一斉に登載されました。ちゃんと、手続きは踏んだつもりなのですが・・・・。
これだけのまゆがあるので、寄主の残骸は前蛹状態のはずで、立派な外骨格が残っていなければなりません。とても不思議な状態であることだけは言えるでしょう。新しい発見なのかもしれません。
調べてみて、アオムシ幼虫が本来行わないマユかけ行動を、寄生コマユバチのマユ作り後に、操作されていることにはとても驚きました。
余計な手間をおかけしましたm(_ _)m
削除たまたまですがサカキの”謎の痕”の手がかりにTracks & Sing of Insectsを眺めていた時にこのコメントを頂き、最初、「アオムシコマユバチの黄色いマユ」のモンシロチョウ幼虫の行動が信じられませんでした。現場が見たいものです。
コナカゲロウの類いの繭ですが見つければ捲ってみる価値、ありそうですね。ちょっと気の毒ですが(^^;;