ため池にアメンボとは違い水面下でスイスイ泳ぐムシがいた。マツモムシだった。こちらの動きを察知すると下を向いた頭部の方から一瞬、潜りまた浮かんで背泳ぎを始める。そういえば水棲昆虫はほとんど撮影していないなぁ。
過去の記事→「ケシカタビロアメンボ 無翅型」
陸生のムシとちがって撮影も勝手が違い思うように撮影できず
前、中脚は獲物を引っかけるための2本の爪が発達している
覆面あたりは浮力を得るための細かく長い毛がびっちり。「マツモムシ 呼吸」で検索して調てみると、この毛を利用した呼吸のメカニズムがいかに秀逸か分かります。
長い後脚はボートのオールのように泳ぎに特化したデザイン
ここでも毛を有効に利用している思う。
獲物を捉え口針を刺し体外消化を行うため刺されたら、かなり痛いようです
体長約12mm. マツモムシ科 Notonecta triguttata
8月2日撮影 押部谷
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