2013年3月14日木曜日

春のダニまつり第5弾 ササラダニ ( Oribatida ) の1種 他ムシ2種

間伐によって切り倒されたであろう木の皮を少し剥がすと艶やかな茶色い点が動いている。
木を分解する菌類を餌にしているのか木を分解しているのか分かりませんが森の維持に貢献している
のは間違いないでしょうね。今回は同じ現場に現れた他のムシも合わせて載せます。

体長約0.7mm. おちゃたてむしさんのブログで知りました

関西人の悲しい性か、漫才をやっているように見えてしまう

光を感じてか、わらわらと動き回ります

カブトムシくらいの大きさがあれば面白いのに

ツヤナガヒラタホソカタムシ

ササラダニを撮影していると突然現れ、突然、坑に消えて行ったキクイムシと思われるムシ。
ササラダニと同じ様なツルピカ具合で木の中の坑道を進むには良いのでしょうか。
追記:ezo-aphidさんよりコメントを頂き調べるとホソカタムシ科、近年はコブゴミムシダマシ科の
ツヤナガヒラタホソカタムシに辿り着きました。ありがとうございます!

ササラダニと並んでも違和感がない質感と色目。
「ぼくたち、大きくなると、あんなカタチになるのかなぁ〜」
「なるわけねぇだろ!」ビシ。(2枚目の写真に戻る)

コブゴミムシダマシ科 コブゴミムシダマシ亜科 Pycnomerus vilis 体長約3.6mm

 触角

 直ぐに消えて行きました


?アヤトビムシ科 の1種

こちらも撮影中やってきたトビムシ。動きが早く、なかなか思ったように撮影出来ません。体長約1.3mm.
以上3種とも3月11日撮影 増位山

2013年3月13日水曜日

春のダニまつり第4弾 イカダニ科 ( Otocepheidae ) の1種

これもまた2弾、3弾と同じ間伐材に居たダニ。カタチから以前撮影したササラダニの仲間と思いましたが
少し違う。これもまたAclerisさんのブログで調べてみるとイカダニのようです。

体長約0.8mm. Aclerisさんのコメントにあるようにイカよりイカめしですね。
3月9日撮影 新開公園

春のダニまつり第3弾 ウデナガダニ ( Podocinum sp. ) の1種

第2弾のイレコダニと同じ場所に居た名前の通り腕(第1脚)の長〜いダニ。こちらもAclerisさんのブログで
知りました。体長約0.6mm.捕食性のようですが、この不思議な先端を持つウデが役立つのでしょうか。

ダニは昆虫に比べてさらに異世界の住人生物の感じがします

 カニのように挟めると面白いのですが

 先端、二股になった根元の短い毛、触れると電気が流れたりして(^^

 3月9日撮影 新開公園

2013年3月12日火曜日

春のダニまつり第2弾 イレコダニ科 ( Phthiracaridae ) の1種

公園で間伐された大人の二の腕ほどの木をひっくり返してみた。ワラジムシにまじり極小の点が動いている。
なんだか可愛らしいダニ。体長約0.6mm.ダニの事ならAclerisさんということで調べてみると、刺激を受けると
アルマジロのように丸くなるイレコダニのようです。

小さいので一旦ファインダーから目を外すと直ぐに見失ってしまう

2〜3頭、居たと思います。頭胸部にゴミがついています

頭胸部と腹部の間から出ている先端が少し膨らんだ1対の毛、これも胴感毛?

 
このダニの知識があれば刺激を与えてみたのに

明日は左手、ピンボケのダニを紹介します
3月9日撮影 新開公園

春のダニまつり第1弾 タカラダニ科 の1種

動きを見てとても気に入りました。森の中、直径20センチほどの石をひっくり返したら居た初見のダニ。
雰囲気からしてナミケダニ科( Trombidiidae )であろうか。前脚の動きがとてもユニークで
”へっぴり腰で尻をつきながら、おそるおそる坂を下る人間の足”のよう(^^;;
結構、歩くスピードがはやいので捕食性なのでしょう。動画撮影しましたが出来が今ひとつで、またの機会に。
2019年3月19日追記:謎の渦巻きは便乗線虫と判明しました。
追記:ナミケダニからタカラダニにタイトル改変しました。ちなみにナミケダニはこちら。

体長約1mm.止まる事無く歩いています。

石の裏にはもう1頭、大きいのが居ました

こちらで約1.6mm

おもしろい毛並みと色。体の所々に謎の渦巻き

直径約0.07mm なんだろう...
3月5日撮影 ゆめさき森の公園

2013年3月11日月曜日

クサカゲロウ科の繭

アラカシの葉だったでしょうか割とよく着いているクサカゲロウの繭。今回はその傍らに
既に羽化して出て行ったキバラコナカゲロウと思われる繭も着いていた。持ち帰って深度合成。
自らが出逢ったムシの抜け殻やゴミを背負い、その中で繭を作る。いつ見てもユニークですね。
2枚の立体写真はクリックして拡大して下さい。(文字が邪魔だと思います)


パッと見て魚の頭に見える。ウンカの抜け殻でしょうか。後ろの黒いのはアブラムシ

羽化して出た後が無いので、これからでしょうか

種類は違うと思いますが以前、ヒメコバチが出た時は驚きました

 360度、回したいですね

3月8日撮影 広峰山

?クロヒゲフタモンクサカゲロウ 幼虫

ツバキの葉にいたコナジラミのようなキジラミの正体を見極めるべく山に向かった。
道中、コマダラウスバカゲロウ幼虫のいる大きな岩で暫く幼虫を撮っていた。そんな中、岩の表面に動くもの発見。
クサカゲロウの幼虫だ。

どうも今日はピントが来ない。花粉症で集中力が低下したのか何度、撮ってもなかなか納得出来ない。撮り続けて
150枚、ようやく絞りが開放になっている事に気付く...。バカだな〜。どっと疲れる。

体長約2.3mm.実際は天地逆で背中の荷物がぶら下がっている状態です

コマダラウスバカゲロウ幼虫の居る場所でまさかクサカゲロウの幼虫を見つけるとは思いませんでした 

 フッカーSさんのサイトで調べるとクロヒゲフタモンクサカゲロウに似ていますが、どうでしょう

3月8日撮影 広峰山

2013年3月10日日曜日

キハダカニグモ と お知らせ

クスノキの根元の樹皮をベリッとめくるとキハダカニグモ。1〜2mmほどの小さなムシを期待してめくった
ものだから5mmほどの体長にドキッとした。2度目の登場。

本当のお目当てはカニグモでなくカニムシなんですけど...

 眼にピントが来なくても写真として”あり”なのか”なし”なのか試験中

最近はストロボの位置を変えて遊んでいます
3月9日撮影 新開公園

お知らせ

ブログの左上に検索フォームがあり、ブログ内を検索出来ます。って今日、気付きました(^^;;



シラカシムネアブラムシ

3月7日の記事で「?キジラミの1種」としていた不明なムシをひっくり返してみた。
最初はツバキの葉裏と思っていましたが、現地に足を運ぶとツバキの隣のアラカシの葉の表、主脈に沿うよう
小さなコロニーを形成していました。コロニーのある葉は白く煤けておりました。ムネアブラムシ族ではない
かと調べてみるとシラカシムネアブラムシに辿り着きました。
追記:ezo-aphidさんよりコメントを頂き?を外しました。ありがとうございます!
また口針の後部にあるのは口吻で鞘の役目...以前にもヒイラギハマキワタムシで教えてもらって
いたのに忘れておりました(^^;;

体長約1mm. 口針がまだ刺さっています。

3個眼に見えますが、 なかなか上手く撮れません。

 もち帰り深度合成しましたが3個眼はWAXが邪魔したり技術的な事で撮影出来ませんでした
この時期あちこちで見られる白い粒は杉花粉?

 写真だと腹面が平に見えますが実際は結構凹凸

口針をしきりに動かしていました。その下のある脚のようなものは何でしょうね
「脚のような」ものは、口吻です。口針の鞘となって、組織にハリを刺しこむ際に支えとなるようです」
ezo-aphidさんありがとうございます!もう忘れません(^^;;


<<ステレオグラム・交差法>>
以下クリック拡大してご覧下さい。腹面の造形がよく分かると思います


3月8日撮影&採集 広峰山

2013年3月9日土曜日

?ミノガ科の巣

アラカシの枯れた小枝が少し膨らんでいる。ミノガ科の巣かなと思いレンズで確認。
羽化後の巣の状態ってこんなものなのでしょうか。何か腑に落ちない...
追記:ezo-aphidさんよりcinii「日本産ミノガ科のミノの形態」ではミノガ科の形態に該当するものは
居ないと教えて頂きました。タイトルに”?”をつけておきます。寄生蜂の仕業の線が濃そうです。

蛹の横腹から繭?が出ている

巣の長さ約18mm

細かい糸で編まれている
2月5日撮影 ゆめさき森の公園

ウズタカダニ科 の1種

ケヤキの皮をめくると何点か黒い点。よく見ると以前、見たウズタカダニだった。初見の時は吸血ダニと思い
おそるおそる撮影したが今回はそうではないと分かっているので、じっくり撮影できた。なんとも面白い造形。
頭部正面に空いた二つの穴から出ているカニの眼のような赤い光沢のある部位が気になった。
おちゃたてむしさんの撮影されたジュズダニ科の1種でezo-aphidさんのコメントによると穴は
「胴感杯(偽気門)と言い、そこから出ている胴感毛(偽気門器官)」らしいです。今回撮影したダニに
関しては毛というより単眼っぽい感じですが、どうなんでしょうか。

体長約1〜1.3mm位の個体の集り。三葉虫が引っ付いているみたいで面白い脱皮殻

近所の公園で見る事はありません

胴感毛の先にゴミが着いていると思いましたが、どの個体にも赤い粒が

 ちょろっと出ています

光沢もあるようです
3月5日撮影 ゆめさき森の公園

2013年3月8日金曜日

オオクロバエ

冷えた森の中。歩いているとブ〜ンブ〜ンと大きな羽音。3〜5頭、飛んでいる。夏場はあまりカメラを
向けない被写体ですが、活発に動き回っているムシに出逢わないのでついついパシャ。横からも撮ろう
としましたが随分と離れた登山の方に気付き飛んで行きました。

鹿か猪の糞が近くにあるのでしょうか。木々の切れ間、日の当たる所に居ました。

直接、日が当たるとレンズの絞りのカタチにハレーション?が発生。対策が必要ですね


頭部の幅4mmほど。ひさびさにNikon1 V1を持ち出しました
2月5日撮影 ゆめさき森の公園