2018年10月5日金曜日

ルリタテハ 前蛹〜蛹化〜羽化

サルトリイバラの葉にルリタテハの幼虫がいました。ルリタテハ 幼虫に関しては当ブログでは寄生蜂の記事をあげています。
今回は寄生されていない幼虫の記事であります。ひと株に6頭の幼虫を確認、葉ではなく茎でじっとしている幼虫を食事の必要はなく前蛹寸前あるいは寄生された者と推測して茎ごとハサミで切り取り採取しました。

別個体。見た目、激しいトゲトゲ、蛹になるときは、どうするのでしょう

 9月22日 17:54
インターバル撮影開始。10分に1枚撮影。ぐぐっと体を折り曲げている

 9月23日 5:56
採集して14時間後の姿。体は伸びている。逆さ吊りはタテハの特徴らしい

 上の写真の20分後に蛹化
10分刻みの撮影は大失敗。いきなり蛹になってしまった。

蛹になって11時間後。銀色の小窓が出来ている

同じタテハチョウ科のツマグロヒョウモン蛹にも似たような銀色の部位あり

 再度採集。インターバル撮影を1分刻みに設定
トゲトゲのスーツを靴下のように脱ぎ最後は体を振って捨てた

下に落ちたトゲトゲスーツ

ハリネズミっぽい

硬い部位を脱ぎ捨てている。トゲの中身が空っぽなのが面白い。
トゲに黄色い体液が充填していない幼虫がいたら前蛹がはじまると思っていいのかも

 10月4日8:00 採集第1号が知らぬ間に羽化
たまたま午前中休みだったので運良く発見。第2号蛹をインターバル撮影することに

1分刻みで撮影。11時20分に蛹が割れた

ピントが甘く、1分刻みでは長すぎました。動画がベストだったと反省(私は爆睡中)

じわりと翅が伸びていく(20分かけて)

羽化して30分後

帰宅してから撮影。頭を下にしていた。翅はほぼ伸びきった様子

羽化したては美しいです

肉眼ではわからない微細な毛の織りなす美しさ。もっと接写しておけば良かった..

 10月4日17:00旅立ち

羽ばたき壁に着地、登り始めた。窓を開けると小雨の空に飛んで行きました
1号2号ともに無事、活動できることを願います

2018年10月4日木曜日

狂った!? アミメアリ

薄紫の花の上にアミメアリ。なんだか様子がおかしい。病気?寄生虫?菌類?ウイルス?それとも花弁から出ている突起物の先の粘液のせい?

追記:みいぷぅさんより花はアキノタムラソウと教えていただきました。ありがとうございます!この花は虫媒花のようでアミメアリを狂わせた可能性は無さそうです。また2014年の「アミメアリ 謎の死」という記事に登場のアミメアリの死に方が脚をピーンと伸ばした状態で今回のアリと関連があるかも知れません。

意味もなく前脚でバンザーイ

後脚もピーンと伸ばす

アミメアリ になにが起こっているのだろう..

アリを狂わす成分でもあるのかな

外見を見回しても以上は見られなかった(と想う)

花の名前は不明。もっと分かるように撮影しておけば良かったと後悔
9月10日撮影 三木山森林公園


2018年10月3日水曜日

ナミアゲハ 若齢幼虫

カラスザンショの葉にナミアゲハ幼虫がいた。葉を手繰り寄せた時に黄色い臭角が出た。透明感があって何だか美味しそうだった。匂いは無し。

体液で膨らむ風船

すでに日没だったので動画は撮れず

ちなみにナガサキアゲハの場合↑ 記事はこちら

撮影した中でもっとも長い状態 

体長約11mm 成虫はこちら
9月15日撮影 押部谷

氷の惑星から何を想う

それっぽく撮れたので(^^
9月28日撮影 キボシマルウンカ

2018年10月2日火曜日

不明蛾 幼虫

黒いボディに4つの黄色い点。ヨトウガ亜科あたりの幼虫かな?まあ、すぐに調べればわかるだろう、と高を括っていたら、なんのなんの全くわからない。お前は一体ダレだ?

目立つ4つの黄色い点

体長約30mm

大きな岩の上にいました

甲虫幼虫の顔つきでは無い

シンプルな目玉の擬態
9月10日撮影 三木山森林公園


キボシマルウンカ

最初に出会った時の事はよく覚えているムシ。テントウムシと思ってレンズを向けると、まるで違う顔面に驚いた。秋になってようやく成虫と出会うことができました。

フジのツルにとまり吸汁している。

見えにくいですが口吻を立てている。前翅のつやつや感は半端ない

目が合いましたね

すぐに頭を下に逃げ出す

9月27日撮影 押部谷


2018年10月1日月曜日

アリ!なんであんたはそうなのか

昨年、頂いたにもかかわらず紹介が遅くなりました。DOJIN選書「アリ!なんであんたはそうなのか フェロモンで読み解くアリの生き方」であります。タイトルにあるように”フェロモン”がアリの行動に大きくかかわっており色んなケースを27章に分けて解説されております。

なるほど!と思ったのは同じ巣穴で同じ餌を食べると同じ匂いを持つ、同じ巣穴であっても集団と別行動によって違う餌にありつくと匂い成分に差異が出て仲間とみなされないケースがある、という箇所。たまに、そんな場面に遭遇するので今まで???だったのがスッキリ腑に落ちました。

他にも、電子顕微鏡を使った分析、分子にまで小さな世界に分け入って研究されている事は想像していたものの改めて知ると、そこまでするんだ!と驚きました。


おなじみさんの写真も掲載されていました

ツマグロスケバ

アカメガシワの茎にツマグロスケバ発見

7〜9月が活動期。これを逃すと来年になってしまう

跳ぶな跳ぶな跳ぶな、と念じながら撮影。体長約8.3mm(翅含まず)
テングスケバ科 Orthopagus lunulifer

長い口吻が見えます。口針を刺していない。つまり、いつでも逃げられるということ

3度目の正直。ようやく跳ばれずに正面の撮影を許されました

倍率を変えてパチリ

複眼の間の薄ピンクの単眼あり

こちらは正面を撮らせてくれなかった別個体

横から

頭部を背面から

9月13日、19日撮影 押部谷