柚子の葉に多分、ナガサキアゲハの終齢幼虫。少し刺激して臭角を出させてみた。
ciniiに掲載の論文を読むとPapilio属の臭角分泌物は4齢以前ではモノテルペン、セスキテルペンを分泌し5齢では脂肪酸とそのエステルを分泌するようです。2種のアリを使った実験ではそれぞれの蒸気毒性と忌避作用が記述されております。→こちら
成分を読んでも、ちんぷんかんぷんですが有効な防御方法のようです。(寄生蜂やヤドリバエには無効なのでしょうね)
フラッシュ電源つけ忘れ(^^;;
左手で枝を手繰り寄せ右手と右頬でカメラを固定し息を吹きかけ臭角を
出させるのは大変でした。要三脚ですね
収納。丸で囲った分泌物。5齢幼虫のものは蒸気毒性と忌避作用は強いようです
この後、移動したのか完全に見失いました
近くにいた4齢幼虫
鳥のウンチ系の擬態
オカモトエダシャク幼虫も似たようなデザインを採用しています→こちら
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