2012年7月5日木曜日

ハモグリバエ科 Phytomyzinae亜科の1種

笹の葉の上に小さなハエ。体長約1.5mmほど。何か食べている?いや、口器の唇弁のようだ。
少し大きい気がするが、こんなもんでしょうか。

7月8日追記:ezo-aphidさんより科は大丈夫とのコメントを頂いたのでタイトルの”?”を外しました。またSc脈があることからPhytomyzinaeとのことです。ありがとうございます!

腹部が膨れて、産卵でもするのかと待ちましたが観察出来ず。 

獲物にピントを合わせると、唇弁のよう。それとも何かの幼虫?

とりあえずハモグリバエ科としましたが...。

7月2日撮影 Nikon1 V1

サシガメ の1種 と クロホシテントウゴミムシダマシ

この日はあちこちで見られた、黄色いサシガメの幼虫。種名は分からないがヨコヅナサシガメほど
嫌な感じはしない。どうやって口針を突き刺したか謎だがクロホシテントウゴミムシダマシ(^^;;(長い)
が餌食にあっていた。

サシガメは体長約5mm.クロホシテントウゴミムシダマシは約3mm.

ひっくり返してブスリとやったのだろうか...。


別の個体。吸う側も吸われております。こちらは体長約6mm.

吸われている所が凹んでいる。ダニ体長約0.7mm.

また別の個体。

食事中。ゴミムシダマシ科 Derispia maculipennis
6月2日撮影 Nikon1 V1



2012年7月4日水曜日

ヌカカ の1種

トカゲが1匹。右の後脚にヌカカがついている。感付かれないよう撮影するが直ぐに逃げられた。

相当、腹部が膨らんでいる。体長約2.1mm(腹部の膨れた状態)


残念ながら頭部に回り込むことは不可能でした。この状態で飛べるんですね〜。

当事者は涼しい顔。
6月2日撮影 Nikon1 V1

ブチミャクヨコバイ科 の1種 幼虫

渓流に架かる橋の欄干の上でエビのようなムシが動いていた。ブチミャクヨコバイの幼虫だ。
機械じかけのように体を左右に振る。そして姿を消す。見るとカメラのディフューザーに跳び乗っている。
降りてもらう。撮影中、幾度となく気に入ったのか白いディフューザーに乗って来る。
もう少しじっとして欲しいムシでありました。

7月4日追記:ezo-aphidさんよりコメントを頂き、タイトルを改変しました。ありがとうございます!

ブチミャクヨコバイの前をシャクガ科の幼虫が通り過ぎる。体長およそ5mmほどか。

成虫は撮影した記憶があるのですが画像が見つかりませんでした。

思った以上にピントを合わせにくいです。

こちらは別の個体。本当にエビに見えます。約3.3mmほど。

複眼の模様が同じっぽいです。


7月2日撮影 Nikon1 V1


2012年7月3日火曜日

ミスジガガンボ

ガガンボらしきものが足元の草に止まった。そっとレンズを向ける。青い!何枚か撮り、倍率を
変えてもう一度レンズを覗くと既に姿はなかった...。

 体長約5mm。特徴的な翅の模様は見えませんでした。美しいガガンボですね
ヒメガガンボ科 Gymnastes flavitibia
7月2日撮影 Nikon1 V1

ツツハムシ の1種 幼虫

定期的に記事にします、不明幼虫。今回は岩の上を移動していた。目を引いたのは頭部のカタチ。
きっと水瓶のような巣のフタにぴったりくるようデザインされているのだろう。
気が回らず、その状態を撮影しなかったのは悔いが残る。

7月4日追記:写真1枚追加しました。
7月3日追記:Hepotaさんよりコメントを頂きタイトルを変更しました。ありがとうございます!


 巣の大きさ約6mm。甲虫っぽい色目だけれど、やはり蛾の幼虫でしょうか。
ハムシの幼虫も色んなバリエーションがあるんですね。驚き。

絶壁ですね。

常に動いております。

画質悪いですが、頭部正面に点描で模様がありますね。

素材は何でしょう。色目的に糞?
卵を保護するため母親から受け継いだ糞を、自分の糞で大きくするようです。これまた驚き!
6月29日撮影

7月4日追加・ヌルデの葉にて
おちゃたてむしさんが見られたのもこのような状態だったのでしょうか。
少し形は違います。4mmと少し小振りで、接合面を見ると糞でありました。
単なる糞なのか中に幼虫がいるのか....落してしまいました(T T)
 7月4日撮影 Nikon1 V1 増位山

2012年7月2日月曜日

マダラアシナガバエ

暑くなって来るとよく見かける緑色のメタリック調のアシナガバエ。動きが素早くフラッシュの光に
反応し撮影は難しい。食事中の個体を探すのだが、なかなか遭遇しない。

その日は運が良かったのか見つけた2匹目が食事中だった。難易度は下がったものの、思ったようには
撮影させてくれない。捕食しているのはキノコバエの類いであろうか、よく見ると潰れているだけでは
なく何だか溶解している感じにも見える。

おちゃたてむしさんの以前の記事「アシナガバエ科の一種(Medetera sp.)」のコメントが興味深いです。

脚や触角以外は原型を留めていません。

消化されているような感じがしますが。

白いラインで口器のアウトラインをなぞってみました。

体長約6mm。

この科の連中の頭部のデザインは皆、よく似てる。

おまけ。数多い失敗の1部。
6月29日撮影 Nikon1 V1

フタトゲチマダニ その2

マダニに吸血され無理に引き離してはいけない。体の組織が残ったりマダニの体液が逆流し
様々な病原菌に感染する恐れがあるらしい。

そんなマダニの構造が知りたくなり採集して深度合成してみた。すると吸血行為を止めさせる、
つまりは引っぱり抜こうとする力に体全体で抵抗しているデザインが見て取れた。単純な構造故手強い印象。

「マダニの生物学」によると(詳しくは検索してpdfを見て下さい)

  1. 唾液に含まれている酵素で皮膚を溶かしながら鋏角で皮膚を切り開き
  2. 口下片を差し込み吸血(属によるとセメント様物質を注入し固定させる)
  3. 血液を凝固させない物質を分泌
  4. 飽血が近づくとセメントを溶解する唾液を分泌
  5. 離れる

シンプルで理にかなった体の構造と複雑な吸血のメカニズム。ダニって凄い。
立体写真はこちら。 生体の写真はこちら。
7月3日追記:Aclerisさんより種名を教えて頂きました!ありがとうございます!
2014年2月3日追記:鋏角と思っていたトゲは違っておりました。こちらの記事のコメント欄をごらんください。


体の何処まで皮膚の中に潜り込ませるのか、脚の付け根にも鋭い返しがある。

一対の丸いのが触肢。その下にも鋭い返し。
左右の牙の様なものがついている部位が鋏角でしょうか。これで皮膚を切り刻む?
鋏角ではありませんでした

真ん中の、おろし金のような部位が口下片。これを皮膚に突き刺し体を固定する。

下に出た2つの突起は触肢。
画面上部のスピーカーのような穴も何かのセンサーでしょうね。

古代人が書いたダニの絵を背中に!?そんな雰囲気(^^

恐るべきは、その生命力。撮影中も動き1部ぶれている。
6月29日採集 Nikon D7000

2012年7月1日日曜日

フタトゲチマダニ その1

笹の葉の上に結構居るので驚いた。近くに指を載せると、ゆっくりと状態を起こし歩いて来る。
ムシ撮りに夢中になるあまり、お持ち帰りしないように注意せねば...。
深度合成した写真はこちら。

7月3日追記:Aclerisさんより種名を教えて頂きました!ありがとうございます!

 体長約2mm。前回のものより少し大きい。マダニ科 Haemaphysalis属

移動能力は低く寄主に接触しないと餓死するそうです。
といっても餓死状態で11ヶ月!生きてるそうです!

顎体部。「マダニの生物学」に詳しい。ezo-aphidさんありがとう。


随分と昔、銭湯で脱いだ服を入れる籠の中に居たなぁ。

6月14日撮影 Nikon1 V1

カタビロコバチ科 ( Tetramesa sp. )の1種 産卵

笹に1匹の黒い蜂がとまっているな〜と見ていたら、産卵が始まった。
ゆっくり時間をかけながら細い茎に産卵管を押し込んで行く。全部、刺し込んだ時点で
急用が入り現場を後にした。約1時間半後、戻ってみると別の茎で同じように産卵をしていた。

う〜ん正直、何科か分かりませんが前胸背板の大きさから”?カタビロコバチ科”としておきます。
モウソウタケ(タマ?)コバチを疑いましたが細部が違うようです。

7月4日追記:上條先生に見て頂き植食性のTetramesa sp. であると教えて頂きました。
詳細はezo-aphidさんからのコメントを参照下さい。ありがとうございます!

体長約4.2mm.葉の上から

茎へと歩き立ち止まると腹部を曲げ


産卵管を差し込みます。産卵管の付け根は加圧するには良い場所ですね。

産卵管の先端は後方に行っているのでしょう。立ち位置は変わってません。

カタビロコバチな感じですが

産卵管を収める腹部が随分と長い。

6月24日撮影 Nikon1 V1