触角がボサボサじゃない
冬になると今まで見られなかった小さなハチ達が葉裏で見つける事が出来るようになります。
神社でおみくじの大吉を期待する様な感覚で、そっと葉をめくります。タラヨウの木のように
下から覗けばわかる場合もありますが私がよく捲るヤツデやシュロ、シャリンバイは枝を持ち上げたり
一枚一枚めくって確認します。実際、そこにハチが居たとすると気温によりますが、最初はじっとして
そして異変に気付き動き出します。動き出すまでの時間ですが種類によって随分違う印象を持っています。
ヒメコバチ科は極寒でも直ぐに動き出します。反対にタマゴクロバチ上科の連中はじっとしていることが
多いように思います。
ピンボケ量産。舞台は葉裏から表へ。最後は飛んだ
今回、シャリンバイの葉裏でタマゴコバチを見つけました。体長約0.6mm.見つけた時点で葉裏を走っています。
これが速い速い。アメリカのTVを紹介する特番で車に乗り込み高速道路をぶっ飛ばす犯人、それをを追いかける
ヘリコプターの映像を良く見ますが、まさにあれと同じでハチにとって広大な葉裏をファインダーで追いかけます。
ある程度の動体予測をしてカメラを向けますが、常に予測を上回るスピードで移動して行きます。
もしもタマゴコバチが人間ほどの大きさだったらと想像すると楽しくなってきます。
何が出るかわからない楽しさが葉めくりの良さ
12月16日撮影 Nikon1 V1
0 件のコメント:
コメントを投稿