丈が5メートルほどのコナラのような木の葉の表裏にアブラムシのコロニーが見られた。この色合いは初見。探してみるとそらさんが撮影されたものに似ている。
9月1日追記:ezo-aphidさんよりカバイロトゲマダラアブラムシ Tuberculatus fulviabdominalis の可能性が高いとコメント頂きました。この種も難しいようです。同種と思われる物を以前カシワの葉裏で撮影しておりました。またむしなびさんのところでも紹介されております。
葉の表側
有翅成虫で体長約1.8mm
主脈から外れて居る子虫。体長約0.55mm
こちらは葉裏。アリは多分トビイロケアリ
背面から
コナラと思いましたがこの種はハイブリットも多いようです
8月18日撮影 淡路島公園
んー、(私的には)ずっと宿題のヤツですねー。
返信削除昨年夏の、「?カシワホシブチアブラムシ」の裏面の有翅虫と同じですね。画像で確定するのは無理ですが、カバイロトゲマダラアブラムシ Tuberculatus fulviabdominalis の可能性があります。頭・胸・腹部の突起数が記載とおおむね一致し、体色に緑色系・褐色系の2型がありそうなこと(虫ナビさん参照)、などが根拠です。
この属は、記載の後に未発見の種もいるなど、解明不十分なので安易に種名を充てられそうにないのです。
なお、現在の学名は T. indicus とされていますが、(誤った根拠による修正なので)私的には採用しません。
昨年の夏の事は完全に忘れておりました(^^;; 蒲色(カバイロ)では無いので季節によって変わるのでしょうか、別種だと面白いですね。解明が進んでいないのは、さほど害虫として認識されていないからでしょうか。今回も詳細にありがとうございます。
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