2012年12月2日日曜日

ハエヤドリクロバチ科 ( Diapriidae )の2種( Belytinae sp. )♀

死んだフリ。ゾウムシやハムシがよくやる手だが、まさかハチがやるとはビックリした。
葉上をパトロール中のハエヤドリクロバチを撮影しようと葉を掴んだ瞬間、ハチは固まった。
右前脚をあげたまま、ピクリともしない。良い!なんて撮影しやすいんだ。ぐっとレンズを寄せた弾みで
ひっくり返った。それでも動かない。他の小さなハチも見習って欲しいものだ。次に出逢ったハエヤドリ
クロバチも撮影に気付くとピタリと止まってくれた。
12月3日追記:ezo-aphidさんよりどちらもBelytinaeの♀であろうとコメント頂きました。ありがとうございます!
その1
 右前脚をあげたまま固まっている。体長約3mm.30秒はこの姿勢のままだった

大サービス。普通、裏側は撮影出来ません

洋梨型の頭部と独特の触角

見る角度によると逆ハート型の窪み

その2
こちらもパトロール中、やはり撮影に気付くとピタリと止まった

一回り小さく体長約2.3mm.何か口についているし、転がってもいる

逆ハート形の窪み
11月30日撮影 Nikon1 V1 新開公園

6 件のコメント:

  1. 黒くて小さい昆虫が地表で固まってしまうと、動き出すまでは見つけられません(これらもやるとは意外です)。
    触角が15節で、先半部の節が数珠状に短いので、どちらもBelytinaeの雌でしょう。明瞭な翅脈が見られると、属の絞り込みが容易になるのですが・・・・・。

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    1. こんばんは。
      いつも、ありがとうございます。翅脈ですがどれもストロボの反射がきつくハッキリとしたものがありませんでした。せっかく被写体が止まっているのに...反省です。

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  2. こんばんは、

    こんなゾウムシみたいなハチだったら、私にも難なく撮れそうな気がします(^^)。大きさ的にも、3mmだったら丁度良い感じです。
    最近になって、コバチも目にするようになりましたが、まだ撮る側の準備ができていないのと結構直ぐに動き始めてしまうので、撮れるようになるのは少し先になりそうです。

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    1. こんばんは。
      葉裏でじっとしているハエヤドリクロバチは見た事ありますが、まさかこんな習性があるとは思いませんでした。地味な葉捲りが始まりますね。まだ見ぬ種が見られたら良いですね!

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  3. ハチが擬死・・・・
    驚きです。

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    1. こんばんは。
      わたしも、まさか!と驚きました。ezoさんのおっしゃるように地面でやられると効果抜群ですね。

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