今月1日から連続して深度合成画像での更新を続けてきましたが、とりあえず今回で終わります。
本当は今月一杯がんばろうかと思ったのですが、疲れました(^^;; 1日1度の更新でしたが累計8000枚の
撮影になりました。もしこれがフィルムなら到底無理でしょう。デジタルさまさまです。今後も深度
合成画像撮影をしながら14日より再開します。
ツバキの葉裏にいたヒメコバチ。ツバキをホストとするムシが多いためかコバチのヒット率は高いと思う。
体長約2.1mm. PediobiusかEntedonか。Apleurotropisでは無い気がします。さて...
2月13日追記:上條先生に見て頂いたところ特徴とともにEntedon sp.であると教えて頂きました。
ありがとうございます!
「顔面を横切る線がないことがこの属の特徴です」
確かに以前撮影したPediobiusは触角の付け根の上に線が入っている
「胸部の網目状彫刻は強くて均一です(Pediobius では網目が部分的に伸びたり滑らかになる種が多い)」
「propodeum に強い median carinaがある」
細〜い腰のような部位の上がpropodeumで median carinaは盛り上がった真ん中のラインのようです
2月10日採集 浜手緑地
<<ステレオグラム・交差法>>
あたりです! 先生からのコメントをご覧ください。
返信削除「このコバチは Entedon sp. です。画像からよくわかりますが、propodeum に強い median carinaがあること、顔面を横切る線がないことがこの属の特徴です。また胸部の網目状彫刻は強くて均一です(Pediobius では網目が部分的に伸びたり滑らかになる種が多い)。」
いつも、ありがとうございます。
削除Entedon属は初めての掲載となりました(^^ 特徴もわかりやすく今後、判別するのに役立ちます。median carinaはpropodeumの隆起した真ん中のラインと解釈しましたが、間違っていましたら教えて下さい。先生に宜しくお伝え下さい。
おー、属の特徴が判りやすく、いいテキストになりましたねぇ。
返信削除propodeum(前伸腹節)は、たいていのコバチ類の記載図に載ってるくらい、判別に重要な部分です。
おはようございます。
削除先生のわかりやすい解説さまさまです。1度、時間がある時に整理してみたいです。前伸腹節は生体で捉えるのは翅で隠れて難しそうですね。