トベラの新葉はまだ開ききっておらず傘をたたんだような状態。その中は白い糸くずの様なものが一杯。
手で触れると、これが、にちゃにちゃ、べとべと。トベラキジラミの蝋物質でつつまれた排出物。
- トベラキジラミ Cacopsylla tobirae(Miyatake,1964)
- マダラトベラキジラミ(仮称)Cacopsylla sp.1
トベラキジラミである可能性が高いように思います。ありがとうございました!
左上1齢幼虫でしょうか体長約0.8mm.
5月10日撮影 レッドクリフ
幼虫画像、上の1枚だけなので(^^;;落ちた甘露を舐めるハリブトシリアゲアリ
5月21日撮影 レッドクリフ
5月21日撮影 レッドクリフ
こんばんは。
返信削除フッカーSさんの記事で初めて知ったのですが、「山陰地方のキジラミ図鑑」によればトベラにはトベラキジラミCacopsylla tobiraeの他に同属のマダラトベラキジラミ(仮称・未記載種)というのがつくそうで、前者の幼虫は葉を巻いたゴールを形成するが後者の幼虫はゴールを形成しないとあります。葉の状態や時期から考えてこちらの幼虫は前者だろうと思いますが、標本写真を見ると成虫の色模様は両者でかなり異なっていて、フッカーSさんと私の記事の種は後者の方で、そよかぜさんの撮られているのもやはり後者ではないかと思います。
おはようございます。
削除あらためて「山陰地方のキジラミ図鑑」を読みました。合わせて写真のトベラのキジラミの成虫写真も確認しました。新成虫が多く体色が薄い連中ばかりを撮影しているためか、判別に自信がありませんが、”新成虫の全身が黄色→緑に変化する”というトベラキジラミの新成虫の写真が1枚も写っていないことから皆さんと同じマダラトベラキジラミの可能性が高いように思えて来ました。教えていただき、ありがとうございますm(_ _)m