2014年8月27日水曜日

?ホルバートアブ Atylotus horvathi

突然のブログ休止、申し訳ございませんでしたm(_ _)m 1週間ほど出張に出かけておりまして出先で更新しようと思ったものの写真の入った外付けHDを忘れておりました(爆)
ハコネウツギの葉にとまっていたアブ。調べてみるとキンイロアブに行き着きましたが複眼の色目が濃いのと薄いのがWEBでは混在しており同定は避けました。

8月29日追記:ezo-aphidさんよりコメントをいただき、タイトル「Tabanu sp.」から変更しました。詳細はコメント欄をご覧下さい。また今回、教えてもらった資料より、ようやくR4脈の小枝を理解しました。写真1枚追加。さらにezoさんよりホルバートアブが有力候補との事なので”?”付きでタイトル再変更しました。

若草色の複眼

モニタのドット欠けのように2〜3個色の違う眼があります

キンイロアブの♀は頭部を狙って来る吸血アブのようです
しかし、このアブはキンイロアブ  Tabanus sapporoensis Shiraki では無いようです

体長約12mm

翅脈はezoさんに教えて頂いた Atylotus fulvus と同一でした
8月18日撮影 淡路島公園

5 件のコメント:

  1. 調べてみて初めて判ったのですが、アブ科 Tabanidae の生体雄の名前探しははむずかしいですね。
    分類は(有害な)雌でなされていて、かつ同種雄とのつき合わせが不充分なこと、死亡後の体色変化があること、判別点は触角の(側面)形・後脛節端などの細部だったり、問題が多いようです。
    キンイロアブを探すと、「田中川さん」と「秋田夜の昆虫便」で、R4脈に小枝が無い(たぶんホンモノの)雌雄が見られます。こちらのはR4脈に小枝があり、「Diptera info」の Atylotus fulvus と雰囲気が似てるので、キイロアブ属なのかもしれません。

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  2. Tabanus属一部の雌の検索表です( agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010460146.pdf )。
    「R4脈の小枝」は36頁左下に小さく載っています。
    雄では、額が無いので額瘤はありませんし、触角の形も雌と異なるように思います。

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    1. 毎度お調べいただき、また分かりやすい資料の資料、ありがとうございます。ようやく”小枝”が何なのか、わかりました。
      今までネット上でキンイロアブとされていた複眼が若草色のアブはキイロアブに格下げ?に成るという事ですね(^^;; 

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  3. 国内のAtylotus属で最普通種といったら、ホルバートアブなんですが・・・・・・・。有力候補かも。
    雄の複眼は、上部3/4の個眼が前方下部の個眼より明らかに大きい、のだそうです。

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    1. 再度ありがとうございます。一寸のハエでホルバートアブは確認しておりましたが、画像検索すると良く似た写真がぞろぞろ出て来ました。最初の選択を間違えましたね(^^;;

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