2013年5月9日木曜日

ヤマトシリアゲ ♀

1番最初に見た時には、かなり驚きました。私の中にはこの頭部のデザインはありえなかったからです。
また♂の尻尾がサソリのようだとか名前がシリアゲムシとかインパクトが強烈でした。今は慣れましたが
出逢うと当時の強烈な驚きが甦って来ます。

草から草へ飛び移っておりました。体長約16mm

 はじめて見たのは2年前。シリアゲムシ、知らない人も多いと思います。私もその1人でした
ヤマトシリアゲ科 Panorpa japonica

馬面を遥かに越えていますね。一体なんだろう、これは...

頭部の写真ばかり並べてスミマセン(^^;;

かなり太い首
5月6日撮影 増位山

4 件のコメント:

  1. ヤマトシリアゲノ口吻なんですが、まるでカラスの嘴のように見えます。
    小さすぎるので今までよく分からず、餌の体液を吸っているのかと思っていましたが、お写真を拝見しカラスのように餌を食べるのかなーと思いました。
    もし(撮影時の状況などから)お分かりになるようでしたら、お教えいただきたいのですが…。

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    1. こんばんは。
      ざっくり調べてみますと咀嚼型の口器のようで消化液を出しながら食事をするようです。あの独特の面構えですが「Science 2009 年 11 月 6 日号ハイライト」では”長い管状の口吻を用いて、シダ種子植物、針葉樹植物、その他の裸子植物の蜜を吸 っていた可能性がある”とありました。また「sem Mecoptera」で画像検索すると走査型電子顕微鏡で写された口器の写真が見つかります。実際、どのように動いているのか見たいものです。

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  2. ありがとうございました。
    大変参考になりました。
    わざわざ時間を割いていただき感謝です。

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    1. この虫の活動期にまた注意して観察して見ようと思います(^^

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