2013年9月26日木曜日

アタマアブ科 の1種 交尾

草むらで何やら黒い粒が細かく不規則に揺れながら飛んでいる。草に止まるのをじっと待つ.....
...............とまりそうで.........とまらない..............ん..........とまる?.....いや......とまらないなあ〜

ということで仕方なく飛んでいる所を写す事に。パシャパシャとフラッシュの電池がどんどん無くなって行く。
歩留まりは最高に悪い。なんとかピントがあった写真を液晶で確認するとアタマアブの交尾。生態写真を撮影する
のは初めて。死骸は(^^;;→こちら

この場所はツマグロオオヨコバイが多く生息しており、それらを寄主とするらしいですが、この個体も
そうかも知れませんね。♂体長約2.5〜2.8mmくらい
*今回、画像をjpgからpngに変更にしました。画質の劣化がかなり改善されました。

追記:ezo-aphidさんより日本のアタマアブは3亜科8属108種(九大農学部 1990年頃報告)と教えて頂きました。
ありがとうございます!今度は採集してみたいですね。

 10分間の撮影中、1度も着地しませんでした。飛んでいるのは多分♂でしょう。大変だ。

 低い位置を飛んでおり最後まで真横から写すことが出来ませんでした


♀の脚が下に見えます。着地してもよさそうなのに。交尾中を襲われない為の行動?

 ♀の頭部の空洞の大きさと細い首。おもしろいです

一旦、この場を30分ほど離れ戻って来ると姿はありませんでした。また挑戦したいですね
9月21日撮影 ゆめさき森の公園

4 件のコメント:

  1. 日本のアタマアブってどこまで判ってるのか、「 Japanese Pipunculidae 」で検索して見たら、1990年ころに九大農学部から3亜科8属108種が6回に分けて報告されてました。静止個体の細部が見えないと、判別は困難のようですね。

    返信削除
    返信
    1. 早速のコメントありがとうございます。たたき落として採集すれば良かったのですが、楽しそうに!?飛行しているのを見て...。次の機会は何とかしたいです。

      削除
  2. ハネムーン中の遭難というのはお気の毒ですしー、となると叩きおとされるのは独り身の雄でしょうかねぇ。
    (ハエ類・ハチ類で、雌雄を同種と確認するには、交尾中のペアを採るしかないと思うのですが・・・・・。)

    返信削除
    返信
    1. ごもっともです。交尾中は絶好のチャンスですもんね。まだまだ、あまちゃんです(^^;;

      削除