落されてから時間の余り経っていない狸の糞らしきもの。かなり臭い現場。何処からとも無く羽音をたて
センチコガネが次々と飛来して来る。気になったのはセンチコガネではなく、その背中に乗って来るコバエのほう。
見ていると色々と疑問が出て来ます。
- センチコガネと共に飛来したのか、それとも同じように匂いに誘われ、現場でセンチコガネを見つけ背に乗ったのか?
- 背中に乗ったハエはセンチコガネが糞に辿り着くと背から降り糞にありついている。餌場にセンチコガネが運んでくれるので背に乗っていると想像するが、では、立派な触角は何の為についているのか、自分でも餌場を探せそうなのに。かなりの無精者?
色々と腑に落ちないハエの行動ですが、糞から離れ(多分、別の糞をさがしているであろう)歩いているセンチコガネが近くを通るとハエは飛び乗っています。草などの障害物をセンチコガネがくぐる際、落されても、再度、飛び乗っていました。糞から遠ざかっても本能的に背中に乗っているように感じました。
以前、ezo-aphidさんより?フンコバエ科 Leptocera属ではないか、とコメント頂いたハエもセンチコガネではありませんがダンゴムシに乗っていました。たまたま?
接写の際、カメラと糞が接触しないかドキドキの現場でした(^^;;
センチコガネは常に動いておりナカナカ背中のハエに照準が合いません
ハエは背に乗り糞へと運ばれて行きます
「一寸のハエ」のクロコバエかな?とも思いましたが
以前ezoさんに教えて頂いた
「後脚第1ふ節が第2節に比べて太く短いこと」と
「屋内害虫の同走法」の検索表126項の
「翅脈MとCuA1は横脈m-cuの先から不明瞭になる事が多い」から
一応、タイトルはフンコバエ科にしておきます
体長約2.2mm ピントが甘いですが、背中から落ちた際に撮影
執拗に背に乗っているようで、同じように砂まみれになっている
9月30日撮影 広峰山
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