昨日の記事の2頭のトビコバチ。もう1頭の方は体長約10mmのヒラタアブ幼虫に近づいて行きました。
そっと近づき触角で何やら確認すると
幼虫の後部に回り込み、おちゃたてむしさん曰く「電柱におしっこをひっかける犬」のような体勢”になり
頭部の方は危険なのを知っているのか 幼虫の後部に産卵管を突き出します
産卵管プスリ
体長約1.8mm. 鈍い金属的な光沢が美しい
Syrphophagus nigrocyaneus
産卵中、アブラムシの甘露目当てのアリが通行。その場を離れ
幼虫に乗っかり
そこで産卵かと思いましたが
最初の場所に戻り、ほぼ同じ場所にて再び産卵
今回はトビコバチの勝利です!
9月26日撮影 レッドクリフ
運良く寄生蜂を撃退しても蛹の時に産卵にやってくる蜂も居るので無事羽化出来るのは大変ですね。
今まで撮影した他の寄生蜂(2次寄生も含む)↓
- トガリヒメバチ亜科 の1種
- 羽化したトガリヒメバチ亜科の1種
- ヒラタアブヤドリヒメバチ亜科 の1種
- ヒラタアブヤドリヒメバチ亜科 の1種
- ヒメコバチ科 Pediobius sp.の1種
- コガネコバチ科 ( ?Pachyneuron sp. ) 産卵
- コガネコバチ科 ( ?Pachyneuron sp. ) 寄主体液摂取( Host feeding )
- コガネコバチ科 ( Pachyneuron sp. ) 産卵
多くの寄生蜂から逃れたものだけが空を舞えるんですね。それぞれ皆、生きるって大変
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