2013年1月20日日曜日

タマゴコバチ科の1種 羽化

以前、採集した蛾の卵(その1深度合成)からハチが出て来た。何度も登場しているタマゴコバチだった。
部屋の室温が適温だったのか一斉に孵化した。先に出て来た♂らしき個体が♀を待ったり交尾に至る事は
観察中には見られなかった。0.5〜0.6mmと小さすぎて途中、何を撮影しているのか迷う事しばしば。
孵化して直ぐに慌ただしく動く小さなハチ、感動しました。

隣の卵が邪魔してなかなか出られない様子

1番上の写真から最後のコマまでちょうど40分。

 触角からして♂なんでしょうね。以前、深度合成したのもそうでしょうか。
体長約0.6mm.翅が萎んだままです


右下の卵にも赤い複眼が見える

こちらは♀でしょうね。大きさは上の個体と同じ。
試験管の蓋(脱脂綿)にて

1月18日撮影


2 件のコメント:

  1. これは凄い。よくこの瞬間を捉えられましたね。
    たまに私も卵や蛹を持ち帰って様子を見ることがありますが、そのまま死んでしまったり知らない間に出てしまったりで、孵化や羽化の瞬間を見るというのはほんとに難しいと思います。
    以前見たタマゴクロバチやヒメコバチの場合は翅がほぼ伸びきった状態で出てきましたが、このハチはまだ縮んだままなのが面白いですね。

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    1. こんばんは。
      出張中に孵化しないか心配しましたが運良く在宅時に遭遇出来てラッキーでした。この他に夏場に採取した虫こぶと秋に見つけた正体不明の卵は無反応のままです(^^;;じっとして翅が伸びるのを待ってくれれば良いのですが、かなり忙しく動き回っていました。また翅が伸びきると、こちらの動きに対してピンピンとよく飛んでいました。

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