2018年9月1日土曜日

セミヤドリガ 幼虫

ムシ撮りの帰り際に”ちょっといいネタ”に遭遇する事が時々あります。今回はセミヤドリガ幼虫が蛹化のために寄主から離れ空中にぶら下がって居る場面に会いました。一旦、収納したカメラを再び鞄から出し撮影開始。次の予定が入っている状態だったので長くは付き合えませんでしたが、初見のムシにようやく会えました。

セミを見つけると毎回チェックするんですが未だに遭遇せず

3対の胸脚、4対の丸い腹脚が見えます。尾脚は写真がボケて見難くなっております

ぶら下がっているのを撮影するのは大変で、手のひらに受け取りました
体長約8mm  セミヤドリガ科 Epipomponia nawai

ひっくり返して腹脚を撮影。飴色の爪は鈎状になっています。
これでセミの腹部にしがみつくのですね。手のひらからも離れ難かったです

頭部が随分と小さい。先日紹介したムモンオオハナノミと同じでこちらも過変態です

複眼は6個。その並びかたは鱗翅目とは思えない。クサカゲロウ幼虫のよう
8月21日撮影 増位山


2 件のコメント:

  1. こんばんは、
    私も、少し前に同じように目の前に上からぶら下がる白い物体を発見し、セミヤドリガの幼虫だと気が付きましたが、上手く撮影することができませんでした。仕方なので、葉の上に載せてお持ち帰りして繭を作るところまでは良かったのですが、羽化に失敗してしまい成虫の写真も撮れませんでした(^^;。
    折角、成虫の初めての出会い(セミにへばりついているのは見たことありますが)を期待したのですが、残念なことをしました。

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    1. こんばんは
      羽化失敗は残念でしたね。また機会があれば繭作り記事を拝見したいです。
      そらさんのセミ腹部にはりつく幼虫の写真はインパクトが強くて、あの絵を思い出しながらセミを見つけると期待して腹部を覗き込みます。しかし未だにヒットなしです。

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