昨日、何とかクリア出来ました。途中、来客あり最後まで付き合えませんでしたが
産卵開始してから30分経過しても産卵行動は終わりませんでした。昨日紹介した
ヒラタアブの蛹、本日もコガネコバチが産卵に来ており、最後に産卵したもの勝ち
の厳しさを知るのでした。
ぷ〜んと飛んでは茎をつたって獲物を探す。体長約1.5mm。
トビコバチ科 Syrphophagus nigrocyaneus
昨日の蛹と同じ状態なら明日には茶色く蛹になっているはず。
1回目の産卵終わったか、撮影に気付いたか、じっとしている。
2回目の産卵開始。ヒラタアブの幼虫はほとんど動きません。
庭で普通に見られるとは思ってもいませんでした。
ヒラタアブの幼虫はアブラムシを捕食してくれるので好きなのですが。
産卵してもトビコバチが羽化出来る保証は無いんですよね。厳しい。
6月4日撮影。Nikon1 V1 自宅庭
こうして見せていただくと、産卵先のヒラタアブ類の生育ステージが気になりますねー。蛹は無抵抗なので問題ないのですが、幼虫では種類によって粘液を出すので、寄生蜂にとっては危険なように思います。
返信削除トビコバチ科は、ヒラタアブ類の活発な幼虫にも産卵するのか、それとも前蛹状態で動きを止めてから産卵するのでしょうか? 同様に、コガネコバチ科では蛹にだけ産卵するのでしょうか? (あまり報告文には載っていないようなので)お気づきでしたらご意見をお聞かせください。
和歌山に出向しておりまして自宅に戻り、かなり探しましたがこの写真の幼虫を見失ってしまいました。タール状の排泄物らしきものは見つけましたが...。
削除お尋ねの件ですが私が観察した範囲ですが
(特定はできませんが、コガネコバチ、トビコバチが産卵するまでに5月22日の記事のヒラタアブヤドリヒメバチの産卵行動も確認しております。)
1:コガネコバチ科はヒラタアブ幼虫の周辺に複数匹パトロールに来るものの接触はしませんでした。蛹になっって接触すると直ぐさま産卵行動を開始しました。(2匹確認)
2:トビコバチの産卵ですが(5月28日の記事)ヒラタアブの幼虫に触れずに産卵管だけ突き刺しているのが印象的でした。(気付かれるのを恐れている?)どれ位の生育ステージがわかりませんが、気付かれては、いませんでした。6月5日の記事の幼虫ですが、ほとんど動かず前蛹状態と感じました。トビコバチも堂々と幼虫上を歩いておりました。1日、家を空けただけで見失ったのは残念でした。ちなみに蛹では産卵行動を確認しておりません。
トビコバチは少しの刺激でかなり大きく動くヒラタアブの幼虫がたまたま前蛹状態だった時にやって来ただけなのか狙って来たのかは分かりませんが私が観察したものは産卵管を刺されても無抵抗でありました。しばらく観察を引き続きつづけてみます。