2014年11月16日日曜日

キイチゴの アブラムシ Matsumuraja sp.

追記:ezo-aphidさんよりアブラムシはMatsumuraja属の1種で有翅雌とともにこれから樹に移住して行くようです。
タイトルに追記しました。また頂いたコメントを各写真に追記しました。ありがとうございます!

キイチゴ属と思われる葉裏がアブラムシのコロニーで祭状態!

葉のカタチからクマイチゴかな?と思いましたがよく分かりません
「ニガイチゴのように見えます」

きれいに葉脈に沿って吸汁しております
「幼虫が葉脈に沿って並ぶのは、維管束から養分を得るためです」

有翅成虫のカラーリングは見た事のあるような、無いような..
右上が有翅雌

茎のトゲが非常に厄介な撮影でありました

有翅成虫 この個体で体長約1.4mm
「有翅雄(腹部が細い)」


左オス 右メスでしょうか→そのようです

あちこちで羽化しておりました

触角のツブツブ、感覚板は以前撮影した?Sorbaphis属を思い出しました

有翅幼虫

こちらは違うみたい 体長約1.5mm
「無翅雌(?成虫)ですが、幼虫かもしれません」

こちらの有翅幼虫も似たような大きさ

おおくの幼虫に混じって1〜2頭、病死?したものがおりました
11月12日撮影 姫路自然観察の森

4 件のコメント:

  1. こんばんわ。淡色で小さいため、クリアに見せるのが難しい被写体ですねー。
    Rubus属を好むMatsunuraja属の一種です。ほとんどは有翅雄とその幼虫で、有翅雌とともにこれから樹に移住してゆきます。4枚目右上が有翅雌、6枚目上が有翅雄(腹部が細い)で、腹部の黒い斑紋の形が違っています。9枚目は無翅雌(?成虫)ですが、幼虫かもしれません。
    Rubusの同定に自信はありませんが、ニガイチゴのように見えます。

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    1. こんばんは。いつも、ありがとうございます。
      そうなんです。フラッシュを焚くため細部が飛んでしまいます。工夫が必要でした。
      Matsumuraja属、googleでもyahoo検索でも出て来ませんでしたがBingで大阪府立大学の論文が出て来ました。マイナーなんでしょうか。
      1枚雌雄が写っているであろう写真を追加しました。

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  2. スペルが間違っていたのに、修正して頂きありがとうございます。Matsumuraja属は12種ほどが知られていますが、東南アジアの温帯林でひっそり暮らしているためか、あまり注目されることが無いのでしょう。
    幼虫が葉脈に沿って並ぶのは、維管束から養分を得るためです。追加写真の雌雄、および最後の写真の病死、ともに正解です。
    雄がやたら多いのは不自然ですが、1-2週間ほど前には有翅雌がほとんどだったはずです。それらが先に樹にたどり着いて産んだ子は卵生雌として育ち、雄が飛来してくるのを待っています。

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    1. こんばんは
      弘法も筆の誤りですね(^^
      追加情報ありがとうございます。あれだけ大量に居れば目につきそうですがなるほど、あまり出回っていないのは、その為でしたか。寄生蜂と違い先に雌なんですね。面白いです。

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