2013年11月26日火曜日

マダラアブラムシ亜科 の1種

いよいよネタも少なくなって来ました(^^;; 今回はモミジバフウの葉裏で見つけた有翅成虫のマミーです。
既に何者かが羽化して出ております。1頭だけなら記事にしませんでしたが別の葉にも何頭かマミーを確認
しましたのでフウの木に関連ありでは?と思い登場させました。ただ生体は全く確認出来ずマミーも古そうです。

追記:ezo-aphidさんよりコメントを頂きマダラアブラムシの仲間で間違いなさそうなので”?”を外しました。
またLiquidambarus属に寄生するマダラアブラムシは記録が無いようなので、別の木からやって来たようです。

 寄生され別のホストから飛んで来た可能性もありますが

 体長約2.1mm

白いのはWAXかなと思いましたがカビかもしれません
11月17日撮影 新開公園

4 件のコメント:

  1. Liquidambarus属に寄生するマダラアブラムシ科は記録がありません。翅脈の模様と、腹部の中央突起がTuberculatusを思わせます。腹側部にも突起があるものは(経験不足で)思い当たりません。
    やっぱり、幼虫時代に寄生されたものが他樹から落下してきたのでは、と思います。

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    1. ありがとうございます!
      今一度、周辺の木の調査をしてスッキリしたいと思います。寄生されても有翅成虫まで生育しているのは不思議ですね。

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  2. アブラムシ内部の詳しい様子は不明ですが、多数の4齢幼虫マミーに混じって、胎生雌が少数の子虫を産んでからマミーとなる例を見ています。産卵直後から若齢幼虫のうちは、アブラムシの生育・脱皮にほとんど影響がないものと思われます。致命的被害は、寄生者の終齢幼虫が摂食をやめる直前あたりでしょう。

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    1. 寄生されてからも子虫を産めるのは凄いですね。以前、教えて頂いた「アブラムシとその寄生バチ(2)」アブラバチとアブラコバチの解説では”まず生命維持に関係ない卵巣や脂肪体を最初に食べて”とありますが、それらの活動を行う前にハチ幼虫が2次寄生され一旦活動が停止。その間にアブラムシが成虫まで生育し....といった事もあるのでしょうか。
      有翅成虫のマミーは抜け殻しか見た事が無く、その前の状態を何とか見つけたいものです。

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