2013年11月26日火曜日

ハダニ科 Oligonychus 属の1種

マテバシイに寄生するハダニ。調べるとブナカツメハダニ Oligonychus gotohiの名が出て来ました。ハダニの同定も
かなり難しい様で、他にもニョゴツメハダニ Oligonychus amiensisという新種もマテバシイに寄生するらしく卵にチョロっと出た卵柄があるようです。

今回マテバシイに寄生していたハダニの卵には卵柄がありO. amiensisの可能性もあるかも知れません。

なかなかプリティ?

体長約0.35mm この大きさからすると毛よりトゲって感じですね

四角:トゲの抜けた後 丸:単眼2つと思っていましたが。何の窪みでしょう

腹面。背景色を間違えました。毛が白く飛んでしまった(^^;;

卵柄のついた卵。直径0.12〜0.15mm

<<ステレオグラム・交差法>>
拡大してお楽しみ下さい





11月24日採集・撮影 新開公園


7 件のコメント:

  1. これって、カーリングのストーンみたい。

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    1. 何かピッタリくるものは無いかと考えましたがカーリング、思いつきませんでした(^^

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  2. なんで、” ニョゴ ”ツメハダニなのかと思ったら、女護が島から来てるのですね。雄が現れるのか不明ですが、雌だけでも(細胞内共生細菌の作用)でちゃんと発育可能な卵を産めるそうです。
    う~ん、想像上の島を和名に入れるのはどうなんでしょうねー。 タイプ産地の「女護が島」ってどこにあるの? って、若い研究者から質問されそう。
    じゃないからいいかなぁ。

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    1. 最後の1行は消し忘れです。

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    2. わたしも”ニョゴ”とは何ぞや!と思いましたが..なかなか面白い話ですね.。名付け親のセンスが良い?のでしょうか(^^

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  3. ちなみに、amiensis は、茨城大学構内(阿見町中央)から付けられたようです。
    うーん、あまりにローカル。

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    1. こんばんは
      構内のマテバシイから採取された..元記事、確認しました(^^

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