2013年12月28日土曜日

オオモンクロバチ科 Dendrocerus sp.

人の手が入った公園でも見落としはあるようで、その環境の方がムシが多いようです。最近はこのスダジイの葉を
捲っていました。日当りが良く風の通りが強く無い場所の葉裏はコバチ類が良く見つかります。ヤツデもしかり。

ヒメコバチ、トビコバチ、ツヤコバチ等が葉裏で休んでいるなか、それらとは違う独特の動きのハチがいました。
その動き見覚えあり。以前、庭でアブラムシのマミーに産卵していたオオモンクロバチです。あきらかに寄主を
探してパトロールしているようでした。後を出来る限り追跡しましたが昨日のケクダアブラムシ自体の数が少なく
産卵現場に出逢えず葉の重なりの中に消えて行きました。

 通常なら刈り取られる地面に近い葉裏にコバチは多く休んでいました

この木で見つけた24種
(撮影倍率は揃えていません)

体長約1.6mm.長い触角であちこちドラミングしていました

オスの触角は櫛形のようです

活発に動くので今回、枚数は少ないです
12月16日撮影 新開公園

4 件のコメント:

  1. ははぁ、虫めづる撮り手には「風だまりのご神木」というものですな、ありがたや・・・・・・・。

    返信削除
    返信
    1. しめ縄をして小さな鳥居でも置いておけば散髪されずに済みますかね(^^
      この木は見尽くしたので他のを又、探します。

      削除
  2. こんにちは、
    私の所にある、例のお化けレモンの樹が同じような感じになります。1m以下の高さにも葉が茂っていると、コバチのいる確率が高いように思います。この1本の樹のお陰で、何種類の虫を撮ることが出来たでしょうか。
    人が通るところにある樹は通行の妨げになるので、地面から2m位のまでの枝を切り落としてしまって虫撮りには役に立たないのが残念です。

    返信削除
    返信
    1. こんばんは。
      そうなんですよね。通行と公園内の見通しを良くするため枝に手が届かない所まで刈られてしまいます。 ニッポンオナガコバチの観察を楽しみにしていたクロガネモチも行ってみれば全部、手入れされていました。(今年はかなり少なかった)

      お化けレモンの葉、めくってみたいです(^^

      削除