2012年4月2日月曜日

Nikon1 V1 + FT1 + 改造マクロ その2

Nikon1 V1で撮影を始めてから丁度1ヶ月。肩の力を入れずに楽に
マクロ撮影が出来るのですっかり気に入ってしまった。
贅沢をいうと暗部の描写とノイズが気になるが1インチのセンサーサイズと
いうことで仕方がないのでしょう。でも、出てくる絵は好きです。
その1はこちら


手軽さ優先で以下のシステムで撮影しております。


  1. Nikon 1 V1
  2. スピードライト SB-N5
  3. マウントアダプター FT1
  4. 中古 AF Zoom Nikkor 28-80mm F3.3-5.6G(前玉を外し、保護フィルター装着)
  5. 黒の画用紙はレンズ内に余計な光が入らないようにです。
  6. ディフューザーはダイソーA4クリアブックの表紙をくり抜いています。

レンズの長さに応じてディフューザーが調整出来るようベルクロテープに
余裕を持たせています。長さ16センチある別のマクロレンズにも対応出来ました。

少しレンズよりディフューザーが前に出るようにドライヤーで
曲線をつけています。レンズに挟みこむため先端がカットしております。

最初、強引に外そうとしました。(^^;;(左上傷)
レンズの上下の溝に”カニ目工具”で回して外すと楽に外れるそうです。
私は"ノギス”をつかって外しました。

参考までに広角側28mmと望遠側80mmで撮ったノギスの写真です。
さらに倍率を上げるためKenkoデジタル接写リングの20、36mmをつけてみました。
36mmを付けた場合、広角28mmは使えないです。手持ちでは20mmまでの
撮影が限界かな、と思いました。テレコンは画質がかなり悪化するため使えませんでした。

以下、縮小画像と等倍切り出し画像。
実はカメラのことは、よく分かっておりません(^^;;参考程度に。
常用フラッシュ。ISO 100
シャッタスピードは1/250。
基本的に絞りは広角側でf4〜11。望遠側でf5.6〜16。

V1の場合、シャッターを押すと直ぐさま撮影した写真が出てきます。
その時に被写体を見失うことが多々ありますが、その絵を見て、?と感じると
絞り値を変えています。広角側f11、望遠側f13での撮影が多いです


ヒメコバチ科 Pediobius atamiensis 約1.5mm。

3月5日撮影(+12mm) 新開公園 等倍 

コガネコバチ科 (Mesopolobus sp.) 約1.8mm。

3月7日撮影(+20mm) 新開公園 等倍

ミギワバエ科 (Nostima versifrons )  約1.3mm。

3月22日撮影 庭 等倍

ケヒラタアブ?約12mm。

3月31日撮影 新開公園 等倍

ユスリカの1種 ♂ 約3mm。 

3月31日撮影(+20mm) 庭 等倍

セグロアシナガバチ 測定不能 

3月31日撮影 庭 等倍

カタビロクサビウンカ 約2mm。

4月1日撮影 増位山 等倍

シャクガ科幼虫 約2.1mm。

4月1日撮影 増位山 等倍

2 件のコメント:

  1. 機材の公開ありがとうございます。参考になります。約20mmから5mmぐらいの範囲が撮れるんですね。もっと高倍率かと思っていました。ピクセル等倍ではさすがに鮮明さが無いので、2倍ぐらいでおさえているのでしょうか。レンズ先端からのワーキングディスタンスは、どのくらいですか?
     ディフューザーは単純ですが、光はかなりまわっていていいですね。私ならこの配置だと、対象が直接見えないので、ファインダーに入れるのに、苦労しそうです。

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    1. こんばんは。
      等倍切り出しで利用する場合は、稀で、おっしゃるように2倍くらいで出しています。ワーキングディスタンスは広角側で4.5cm、望遠側で4cmでD7000で同倍率で撮影するよりも約2倍の距離が稼げる感じがします。確かに被写体の位置確認で迷う事ありますね。

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