2012年5月28日月曜日

ニトベエダシャク 幼虫

石の上に黄緑色のイモムシ。普段ならスルーするのだが何かを期待してレンズを向ける。
ん〜いたって普通な感じ。

5月28日追記:ezo-aphidさん、Hepotaさんよりコメントを頂きシャクガ科ニトベエダシャクの
幼虫の可能性が高いようなのでタイトル変更しました。ありがとうございます!
また、ezo-aphidさんの2度目のコメントより体長を計り直した所、25mmでなく33mmでした
ので訂正しておきます(^^;;

頭巾をかぶったような頭部の造形。

体長約25mm 33mmでした。

目の擬態であろう黒い点、ツヤがあるのは抜け目無いですね。
体皮の質感や触るとトグロを巻く等、ハバチの幼虫の擬態のようです。
5月3日撮影 Nikon1 V1



6 件のコメント:

  1. ひぇー・・・、脚の数からしてシャクガ科でしょうが、この皮膚の質感はまるでハバチみたいです。餌の無いところにいるのだから、蛹場所を求めて放浪中の終齢?幼虫でしょうね。「生態図鑑」に類似種は見つかりませんでした。
    第5腹節(腹部5番目の黒点(=気門)がある節)に腹脚の痕跡のような突起があるので、フユシャク亜科かも??

    返信削除
    返信
    1. いつもながら。的確な着眼点、恐れ入りますm(_ _)m
      私にとっては普通のイモムシもezo-aphidさんにかかれば、いろんな引き出しが開かれるのですね。唸ります。

      削除
  2. ニトベエダシャクかな。
    やはりハバチの幼虫擬態なんでしょうか? ハバチの幼虫ってまずいんでしょうかね。

    返信削除
    返信
    1. こんばんは。
      ありがとうございます。調べると同一と思われる画像が多く出てまいりました。ハバチ幼虫に擬態するメリットに興味が湧いてきました。やはり、美味しくないのでしょうか。

      削除
  3. Hepotaさん、有難うございます。「生態図鑑」の写真(40図3・4)を見逃していました。
    ニトベエダシャクは「年1化、5月後半に老熟して土中で蛹化、晩秋に羽化して卵越冬、多食性」とあります。終齢幼虫は体長35mmとあるので、推測はハズレのようです(多食性なので単にうろついてた?)。つつくと、とぐろを巻くといわれるので、やはりハバチ擬態なんですね。

    返信削除
    返信
    1. こんばんは。
      いつもありがとうございます。シャクガ科の目立て、流石です。それとレンズ交換した事を忘れ体長の計測を間違えておりました(^^;;すみません。ezo-aphidさんの推測通り終齢幼虫のようです。これまた流石ですm(_ _)m

      削除