2012年9月22日土曜日

ツヤコバチ科 ( Aphelinus sp. ) 産卵 と Host feeding

灯台下暗し。庭の大きなオクラの葉裏にアブラムシのコロニーを確認し撮影しようとピントを合わせると
まさにツヤコバチが産卵を開始する所であった。庭は恐ろしく蚊が多くムシ撮影から遠ざかっていた。
2頭確認したが昨年2月25日3月19日に紹介したものと比べ一回り小さく脚の色合いも少し違う。
また以前の記事にて寄主摂食( Host feeding )をezo-aphidさんに教えて頂いたが似た様な行動が見られた。

寄主摂食であろうか。左前脚をアブラムシに掛け暫く頭部を着けていた。体長約0.8mm.アブラムシ約0.5mm.

アブラムシこころなしか萎んでいる?
残念ながらこれ以前の行動は見ていない...

栄養補給?完了か産卵を次々と始めた。

アブラムシのキックのヒット率の高さは偶然でしょうか?

最初にレンズを向けるとこの状態だったのでビックリ!こちらは体長約0.7mm.
産卵管が脚で止まっている...。ミスショット!?

どこかでダメージを受けたか背面が歪になっている。

以前、見たツヤコバチと違い産卵管の鞘の色も薄い。

また気温の影響か産卵時間が冬場に比べ短い。

9月21日撮影 Nikon1 V1 自宅庭

2 件のコメント:

  1. すげえええええええええええええええ
    動画、決定的瞬間を捉えましたね!!!!
    ってかリンク先の過去の投稿の、アブラムシの大群にまぎれたコバチを見て、
    久しぶりに虫の写真で寒気を感じました。
    この寒気こそ、人間が持っていないものに対する恐怖、畏怖
    を象徴するもの!やはり、虫はこうでないといけませんね!
    いやぁすごい・・・アブラムシより小さい蜂、しかも産卵するなんて。うぉおお寒気と吐き気と鳥肌ぁぁぁ!

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    1. こんばんは。
      私も最初、アブラムシの寄生された状態”マミー”を知って衝撃を受けました。産卵現場を撮影するのが1つも目標でした。記念すべき第1号がリンク先のツヤコバチの産卵だった訳です。今までの観察からみると暫くはアブラムシのコロニーと共に居て、休憩と産卵を繰り返しています。今日も同じ2頭と思いますが産卵活動を行っていました。
      ムシ達の生態は本当に驚かされますよね(^^

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