肉眼で見るとアリにしか見えないこのナガコバチの動き。アリと違うのは好き勝手に動いているところ。クリの樹皮に産みつけられたクスサンの卵に感心のあるアリがいた。直ぐにナガコバチだと分かった。ただ産卵対象になる卵は1つもなく直ぐに去って行った。
自由気ままに動くアリのような動きのハチの接写は困難でナガコバチの滞在期間1分32秒に対して撮影枚数20枚。狙った場所にピントが合ったものが1枚だけでありました。以前、産卵していたものと同種と思われます。深度合成画像はこちら。
2016年2月7日追記:研究をされている方よりコメントを頂きました。
「これは、Mesocomys属で恐らくM. albitarsisという種だと思います。よく似た属で、やはり卵に寄生するAnastatusがいるのですが、中胸盾板(mesoscutum)の溝がAnastatusがV字型をしているのに対して、MesocomysはU字型をしていることから見分けられます。記事の3枚目の写真にその形質がよく写っております」ありがとうございます!
見た目ではなく触角にて産卵可能かどうか調べているようです。体長約4.8mm
唯一、ピントの合った1枚
こちらはたまたま合った(^^;; 背面
ほとんど孵化済みか産卵価値の無い卵ばかり
ヒメカゲロウ類の幼虫が潜んでいる
9月26日撮影 ゆめさき森の公園
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