2011年10月18日火曜日

ワタアブラムシを叩くクロコバエ科の1種

ezo-aphidさんより、アブラムシを叩くハエはクロコバエ科の可能性と
アブラムシは一般的なワタアブラムシであると教えて頂いきました。
いつも有り難うございます。

単純にアリと同じように甘露を催促しているハエがいるな〜。と軽い気持ちで
観察していましたが、そんなハエ余り聞かないようで、もう一度、写真と状況を
整理してみることにしました。

私が単純に催促していると感じた点は。

1:前脚を何度も叩くような動作をする時はアブラムシに対してだけである。
2:アブラムシの居るところでしか活動していない。
(アリが来ると1時、茎より離れるが再度アブラムシの上に戻って来る。)
3:アブラムシより甘露を実際に得ている。

ezo-aphidさんより質問頂いたのですが、アリが触覚を使ってアブラムシを
刺激している動作にくらべると触覚と前脚の構造の差もあり、ハエの動きの方が
大きく見えますが細かい振動を与えているという点から見れば、余り差異が無いようにも
見えました。しかし肉眼での観察なので余り自信が無いです。

17日現在、14日と15日深夜の雨により大半のアブラムシが流されました。
向日葵にアブラムシは点々としかいなく、ハエは今日、確認出来ませんでした。

ピントがボケていたりノイズの多い以前に撮った写真ですが何枚か載せます。
再度現れましたら、すこし粘って撮ってみたいと思います。


真横から。


左斜め上から。

アリがやって来て隣の枝に飛んで回避したところを撮影。

アブラムシの甘露その1

アブラムシの甘露その2

アブラムシの甘露その3

13日 13時21分55秒撮影

上の写真の2秒後、13日 13時21分57秒撮影。甘露を口に運んでいる。

4 件のコメント:

  1. 沢山の追加画像をありがとうございます。この近さでタイミング良く(しかもお尻をあげて)甘露を出しているということは、アリと同程度に上手にねだっている(=甘露を主食としてる?)ということと理解できました。これらの画像を専門家にお見せしたところ、「国産の既知4属ではないことを確信できた」という感想でした。1枚目は雌ですが、機会があればこのような雌雄を捕獲して頂けると、所属を確定できるのですが・・・・。

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  2. ezo-aphidさん こんばんは。
    毎度ありがとうございます。種類を判別するのは大変、難しいのですね。
    国産の既知4属でないことが分かっただけでもスッキリしました。

    朝から夕方までずっとアブラムシの上で同じ作業を懲りずに繰り返している
    ため私は主食にしていると感じました。

    残念なことにアブラムシが雨に流されてから確認出来ていません。
    もう1度現れたなら捕獲してみます。

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  3. お手数をお掛けします。申し訳ないのですが、以前の表題は正しい表現だったので、元に戻していただけませんか?
    つまり、これはクロコバエ科の一員なのですが、国内では未記録の属にあたるもの、ということなのです。

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  4. ezo-aphidさん こんばんは。
    了解です。早とちりでした(^^;;

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