2011年10月13日木曜日

アブラムシとアリそしてハエ

庭の向日葵にアブラムシがついた。そしてトビイロケアリ?が
甘露を求めてやって来た。そのアリの往来を気にしながら
何やらゴソゴソしている体長3mm弱の1匹のハエがいた。

彼の目的もアリと同じ甘露のようで、アリが触覚でアブラムシに
甘露を催促するように前脚でアブラムシを叩きまくっている。
面白い〜。

今回もノイズ多めで画質が悪いですが動画UPしました。
10月14日追記:動画更新しました。(アリが甘露を飲む箇所をクローズアップしました。)


触覚でアブラムシを刺激するとお尻を持ち上げて甘露を出すんですね。初めて見ました。

動きが素早くハエがアリにくらべてイラストみたいになっています。叩いているところ。

見た目、普通のハエなんですけど、やることがユニーク。

常に1匹で仲間は居ない様子。アブラムシ叩きは見ていて飽きません。



--------------------アブラムシを叩くハエ--------------------

1分34秒あたりで左上のアブラムシが尻を上げ甘露を出しています。
余計かもしれませんがSE入り。



2 件のコメント:

  1. その後、気になるものですから、あれこれネットサーフしてます。クロコバエ科の多くの成虫は「free-loading fly,
    タダノリバエ?」とも言われるように、多くは捕食者の背中で待っていて、獲物の体液などのおこぼれを頂戴するようです。その特殊化したものに、アリのエサ交換習性を利用した「路上強盗」をする種がいることが判りました。Milichia patriziiの雌が、1)アリ(Crematogaster)の触角を自分ので挟むとアリが停止する(ハエの頭に化学物質が?)、2)そして口吻でアリのひげをつつくとエサを離す?、のでそれを戴くということのようです。
    ここまで他社の習性を利用できるのなら、アリのまねして甘露をもらうのは朝飯前だろうと思いました。

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  2. ezo-aphidさん こんばんは。

    Milichia patriziiの雌の習性、確認しました。アリに襲われずに、その大胆な行動に驚きです。
    我が家のクロコバエは雨でアブラムシが流されて以来、全く姿を現していません。
    向日葵も枯れてしまいました。また現れるのではないかと、そのままにしていますが
    やはりアブラムシが居ないと駄目そうです。

    ezo-aphidさんのおかげでアブラムシの世界がグンと面白くなりました。
    いつも、いろいろ教えて頂き感謝です。

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