2011年10月9日日曜日

ツツジコブハムシ

昆虫の擬態は不思議だ。たまたま似ていたとか偶然の産物ではなく
明らかに”似せよう”という意思を感じる。

ツツジコブハムシ。大好きなムシの1つだが、身を守る為であろう
徹底してムシのクソになりきっているデザインが半端ではない。

危険を察知すると、とっさに頭、足を体に収納させコロンと1つの
塊と化す。

この小さなムシから想像を絶する深遠なる宇宙の理が読み取れるのではないか!
今日もツツジの葉の上で誰にも気付かれず小さな足を出して、とまっていた。

円柱形の体に翅や各パーツが収まっているのは驚き。ムシクソというより神秘的なオブジェに見える。

写真では分かりにくいが触覚までもが奇麗に収まっているのは驚きである。

ゆっくりだがチロチロ歩いて撮りにくい。この形で普通に飛んでいくのは凄いと思う。

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