2011年10月1日土曜日

クサカゲロウ幼虫 その後

睡蓮鉢という閉ざされた空間で活動する我が家のクサカゲロウ幼虫。
大きく成長するにつれビオトーブのミニパピルス、ウォーターマッシュルームに
つくアブラムシをことごとく餌食にしていった。
9月3日の台風12号によって、その状況は変わった。強風によりミニパピルスの
何本かが折れ、睡蓮鉢の縁に橋のような形で垂れ下がった。
彼らは開放された。
何匹か居たクサカゲロウ幼虫は1匹も居なくなった。

数日経ち、どういう訳か、となりの睡蓮鉢のホテイアオイに3匹ほど移っていた。
背負っているゴミで彼らだと分かった。
睡蓮鉢は鉄製の足に支えられている。それを下り、地面を歩き
また違う睡蓮鉢に上がったというのか。不思議だ。

とにもかくにも再び彼らの狩りが始まった。ミニパピルスとは違う
ホテイアオイのアブラムシをすぐさま壊滅させてしまった。
次は何処に行くのか。観察しているとアワダチソウグンバイを背負った1匹が
睡蓮鉢の縁を歩いている。鉢についたゴミを剥がし始めた。そして目を離している
スキに居なくなった。後日、睡蓮鉢内側に丸くなった繭を発見。アワダチソウグンバイ
が目印となって気付く事が出来た。他は見つからなかった。
羽化に立ち会う事が出来ますように。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

今回、実験的に動画をupしました。暗いせいかノイズが目立ちピントもボケてます。
強力なライティングが必要なんでしょうか。研究が必要ですね。

ホテイアオイの葉が鉢の縁に接触している場所からやって来たのか。

ミニパピルスの根元を襲撃したときに集めた背中の抜け殻だろう。
アブラムシ、足が出揃わないまま産み落してしまった様だ。

 
左下ハダニがみえる。ハダニも捕獲されていたのを確認したが一瞬で萎んでいた。

まじまじとグンバイムシの裏を見たのは初めて。いいもの背負ってますね。

グンバイムシの看板のお陰で繭を睡蓮鉢内側に発見。


------クサカゲロウ幼虫ゴミを背負う。-----



2 件のコメント:

  1.  動画拝見しました。すごいですね。動きが少しカクカクしているのは圧縮のせいですか?(回線のせいか?)
     クサカゲロウ幼虫の荷物が何故落ちないのか不思議だったのですが、載せるだけでなく押さえつけるような動作をしているので、その間に何か分泌しているのでしょうね。
     このような物を見ると自分でも撮ってみたくなりますが、静止画と動画の両方は機材からしても無理そうなので、見るだけにしておきます。

    返信削除
  2. tukikさん こんばんは。

    動画見て頂きありがとうございます。動画のカクカクですがYouTubeの設定がよく分かっていないのですが
    アップロードするとフレームレートが半分の15pに減っていました、それが原因でしょうか。

    私も良くわかっていないのですが死んだ幼虫の背中の荷物を調べてみると糸で繋がっていました。
    繭をつくる糸と同成分なんでしょうかね。

    返信削除