2011年11月14日月曜日

コカゲロウ科の1種 ♂

庭のサホコカゲロウを撮ってから、ムシ撮りにハマり、ブログも開始することになった。
こんな身近にこんな奇妙な小さなムシがいるとは!!ほんとうに驚きだった。

あれから半年。もう一度、今年のうちに庭で会えるとは思いもしなかった。
今回、始めて知った事はこの種は羽化して尚、もう1度、脱皮するという事。
1〜3枚目の写真は羽化後の亜成体といわれる状態で以降は脱皮後の成体の写真です。

体長約7mm。肉眼ではその差異はあまり分からないが、レンズを通すと
アニメセル画調から劇画調へと、ものすごい妙な変化があり、思わず仰け反ってしまった。
流石、私をムシ撮りの世界に引きずり込んだだけの実力者だ。すばらしく面白い。

全体的に丸く翅も少し濁っている。

アニメセル調。オレンジ色の複眼(ターバン眼というらしい)がゴーグルに見える。

3つの単眼と1対の複眼とターバン眼。一体どんな景色をどのように処理しているのか。

左手、脱皮殻。翅がある状態から羽化するのはカゲロウだけのようです。

亜成体とは違い、描き込み?が凄い!!

真ん中の白い単眼が確認出来る。しかし3枚目の写真とのギャップは大きい。

前回、気付かなかった美しい水色の単眼。

こんな造形の顔を持つ昆虫が身近に居るなんて、我々の住む世界は素晴らしく面白い。


成虫の寿命は極端に短いらしい。体長の2倍ほどある長い尾をしきりに振っていた。
その動きは生きている事の喜びを表現しているように私は見えた。

寿命が尽きたのかジャスミンの別の葉の亡骸。

2 件のコメント:

  1. tukikです。
    コカゲロウの画像をアップしたので、リンクしました。この画像、同じ角度から成虫と亜成虫を比較できる所もすごいと思います。

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  2. tukikさん こんばんは。
    小さな虫を発見出来ても撮影条件が厳しい事が多々ある中、今回は良い条件が整いラッキーでありました。こういった事が続くと良いんですが(^^;;

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