2012年7月6日金曜日

タマゴクロバチ亜科 Trissolcus属

ムシ撮りの時間が終了し駐車場に向かう。ルートは2本。20分コースと7分コース。
時間が無かったので短いルートを選ぶ。その途中、何の葉裏だろうタマゴクロバチを見つけた。
カメムシの卵を舞台にした現場は初めて。しかし時間が無く羽化は見られず。

お茶を濁しておきます(^^;;

7月7日追記:ひげぶとさんより、標本と見比べて頂き Trissolcus flavipes Thomson の可能性が
あるとコメント頂きました。ありがとうございます!タイトルに属名を追加しました。
7月6日追記:画像1枚追加しました。

♀の羽化を待っている♂。体長約1.7mm。

触角で卵を触れながら歩き回っておりました。

♂同様、出てくるのを期待しましたが、観察中は出てきませんでした。

もう1匹居ましたが、何処かへ飛んで行きました。

寸胴でかわいいハチですね。

7月2日撮影 Nikon1 V1

7月6日追加




6 件のコメント:

  1. BABAさん、こんばんは。
    頭頂のシャープなエッジと、中胸背の2本の溝(notauli)から、Trissolcus属の中でも種はかなり絞り込めます。
    小楯板の表面構造がはっきり分かる写真はありませんか?もしもあれば、種までの同定が可能です。

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    1. こんばんは。
      いつもありがとうございます。残念ながら小楯板を意識したカットは撮っておらず今日、追加したものしか、ございません。参考になれば良いのですが。

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  2. BABAさん、おはようございます。
    昨日書きました2つの特徴に加え、中胸背の印刻のよりも小楯板の印刻が弱いことから、Trissolcus delucchii Kozlovと考えて良さそうです。

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    1. おはようございます。
      早速にありがとうございます。改めて様々な判別点があるのだと感心しました。タマゴクロバチはどれも、同じに見えてしまいます(^^;; 属名が入り、種名までわかるとやはり嬉しいです。

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  3. BABAさん、ごめんなさい。
    触角の付け根の上にかすかに同心円状の筋が見えるのでTrissolcus flavipes Thomsonの可能性もあると考え直し、標本を引っ張りだして写真と比較してみました。
    私の同定ミスでした。写真のタマゴクロバチはT. delucchiiではなく、T. flavipesでした。申し訳ありませんでした。

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    1. こんにちは。いえいえ、再度ありがとうございますm(_ _)m
      確かに、同心円状の筋が見られますね。細部まで留意しなければならないんですね。お手数掛けました。

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