2012年7月30日月曜日

? フンコバエ科 Leptocera属 の1種

時間が無く何処にも行けない時には庭でムシを探す。丸まっているダンゴムシに1匹のハエ。
蛹から出て間がないのか額嚢が少しでているよう。眼を離したスキに何処かに行った。

7月31日追記:ezo-aphidさんからコメントを頂き”?”付きでタイトル変更しました。
ありがとうございます!ミギワバエ科なら過去に2種撮影しております。
Nostima picta,Nostima versifrons1,Nostima versifrons2

体長約1.4mmと小さい。

左後脚が欠損している。触角が耳みたい。

額嚢が出ているのか頭部が少し歪。

地面に降り立ち見失った。

追加画像
7月14日撮影 Nikon D7000 自宅庭





9 件のコメント:

  1. この「カバ面」は・・・・・・、?ミギワバエ科。

    返信削除
    返信
    1. おはようございます。ありがとうございます!
      ということは額嚢が出ているのではなく標準顔なわけですか。

      削除
  2. ミョーな顔はミギワバエ科だけではないようです。触角刺毛(Arista)がやたら長いことに気づいて、翅脈の基半部を見直してみたら、フンコバエ科 Sphaeroceridae (たとえばLeptocera属)のように思えてきました。科の決め手は「後脚第1ふ節が第2節に比べて太く短いこと」なのですが、この画像では確認できないのが残念です。ダンゴムシの腐敗臭に引き寄せられたのでしょうか?

    返信削除
  3. 「屋内害虫の同走法」とヘンな検索をすると、田中一夫さんの 「(2)双翅目の科の検索表」という図版の多い参考書が見られます。・・・・・「同走」は、同定の誤植ですが。
    その127頁にフンコバエ科(=ハヤトビバエ科)の翅脈・後脚・触角・頭部の図が載っています。Aristaは棘毛と訳されていました。参考図版はMNDの方がいいのですが、簡易版のご紹介までに。

    返信削除
    返信
    1. いつも詳細にお調べ頂きありがとうございます。
      画像を1枚追加しました。後脚第1ふ節ですが太さに関しては画角のせいもあり、はっきりと第2節との差異は分かりませんが短いのはわかりました。いかがでしょうか?

      削除
  4. 追加画像をありがとうございます、残念ながら・・・。
    「diptera info」というサイトのGalleryに、膨大な数の旧北区のハエ類の生体画像が載っています。Sphaeroceridae科を選び、Lotophila atra という種の画像を見ると「後脚第1ふ節の特徴」が良く判るかと思います。

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます。はっきりと区別出来るほど太いんですね。同じSphaeroceridae科のChaetopodella scutellaris (female) (2) の写真を見ると、かなり似ていると思いますのでフンコバエ科で合っているような気がします。う〜ん、どうでしょう(^^;;

      削除
  5. 「Chaetopodella」で検索すると、Hayashi % Papp(2007)の論文が見られます。それによると、Chaetopodella scutellaris は大陸には分布しますが、東南アジアには分布していません。日本にはこの属はいないようです・

    返信削除
    返信
    1. 長くお付き合い頂きありがとうございます。関連資料を見つけ出し読み解くスキルはいつも脱帽です。ありがとうございます。...そうですか日本には居ませんでしたか。今度出会ったら、迷わず吸ってみます。

      削除