2013年3月2日土曜日

カメムシ卵

う〜ん。ネタ切れ&ネタを繰る時間がありません...
カクレミノの葉をめくると黒光りした卵が並んでいた。きっとタマゴクロバチが出て行ったのだろう。
卵の内側に青い成分が美しい。
追記:ezo-aphidさんよりペロっと出ているものは缶切り(卵殻破砕器)ではないかとコメント頂きました。
そらさんの記事およびコメントをご覧下さい。いつもありがとうございます!
わたしも過去に撮ったクサギカメムシの写真を載せておきます。(2012.6/22)
今回、撮影した卵の缶切りと少しカタチが違うので別種のカメムシかも知れませんね。


奇麗に蓋が空いているとコメント頂きました。私も違和感を感じていた部分でタマゴクロバチ
に限定せずに考えた方がよさそうですね。ありがとうございます!

 直径0.7〜0.8mmほどでしょうか。

青い色があるのは意外でした

ぺろっと出ているのは何でしょうね
2月24日撮影

8 件のコメント:

  1. 「ぺろっと出ているもの」:「缶切り」ではないかと思ってるのですが、未解決のままです。そらさんの(2011.08.24)と同じですよね。
    serigaya.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-fec7.html

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    1. こんばんは。ありがとうございます。
      缶切りの表現、すばらしいですね。1度孵化の瞬間を見ている筈なんですが、気にしていなかったのと小さすぎて良く覚えてません(^^;;次に機会があれば注視してみます。

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  2. こんばんは。
    真っ黒に変色しているのでやはり寄生されていたものだろうと思うのですが、それにしてはきれいに蓋が開いているのが不思議ですね。私の見たタマゴクロバチではこんなふうになりませんし、そよかぜさんの2012.07.27の記事にあるトビコバチに寄生されたカメムシ卵でも蓋に小さな穴を開けて脱出しているようです。

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    1. こんばんは。
      最近、かなり忙しくコメント出来ない状態ですがプランクトンの動画、楽しく拝見させてもらってます。動画の力は凄まじいですね!
      蓋の構造に逆らう事無く出て行っているのは本当、不思議ですね。どうしてなのか知りたいです...

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  3. 「缶切り」を使えているということは、ふか幼虫は無事に(育って)脱出したということで、この黒い卵殻は正常な卵(白い卵殻も見えないですし)ということでしょう。おちゃたてさんの写真にもありますが、タマゴクロバチ類では初めに開けた小さな穴から、大あごの片牙を出して卵殻を鋏みこんで噛み切り、殻を帯状に切りだてゆくので、細長い帯状のクズが残っています。帯状クズも見えず、トビコバチのような乱暴な開け方もしてないので、これがこのカメムシ幼虫の正常な脱出方法だろうと推定します。
    しかし、こんな真黒い卵はいったい誰のものなのか、さっぱりわかりません。「缶切り」の有無と形でおおよその分類群を推定できるといいのになぁー。

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    1. こんにちは。
      考察ありがとうございます。これは1度、採集しないと気がすまなくなりました(^^;;ところが発見した場所は道を外れた山の中でまた見つける事が出来るかどうか。とりあえず探しに行きます...

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  4. たまたま?エゾアオカメムシの孵化卵を見つけたので、ビノキュラの下で眺めてみました。
    そらさんの所の説明を若干修正して説明しますと、「T字型の稜を持つ破砕器は、硬い交点が卵殻まわりの(薄い?)部分にあたっていて、かつ薄い帯で反対側の卵殻につながっている。ふか幼虫が卵から脱出しようとすると、頭部がこの帯を押すことになり、円いふたの縁一点に、内側から強い力が加わる。硬い蓋は壊れずに、マンホールのように押し開けられる。破砕器と帯は(卵内で幼虫を包んでいる)胚表皮という膜の一部で、孵化幼虫の脱出後に、(破砕器は卵殻の内外に見られるものの)卵殻ー帯ー破砕器はつながったまま残される。」
    要は、「プルオン型の開缶を、内側からの缶切りを使っている」、ということですね。
    わたしは納得できたのですが、うまく説明できたかなぁ。

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    1. 詳細に、ありがとうございます。よく分かりました。18時の更新に間に合えば改めて簡単ではありますが記事にしたいと思います。
      それと蟻地獄のキバの穴ですが、あまりにもスケールが小さすぎて不確実かも知れませんが先端が万年筆のように割けているようです。これも近日中に記事にします。

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