2013年7月10日水曜日

ヒラタアブ蛹に産卵、羽化したトガリヒメバチ亜科の1種

4月19日の記事で紹介しました幼虫ではなく蛹に産卵するヒメバチ。採集した別の蛹から5月19日に羽化しました。
同じくヒラタアブ蛹から出て来たPediobius属のホストの可能性もあるかもしれない、ということで掲載します。
(撮影記録が少ないため今まで掲載しませんでした)

7月10日追記:ezoさんの計らいで小西先生に見て頂きました。「トガリヒメバチ亜科のEthelurgus属あたり」
とのことです。ヒラタアブ類の囲蛹に寄生し国内からは4種が知られているようです。小西先生、ezoさん
ありがとうございます!詳細はコメントをご覧下さい。

気付くと大きな穴を開け1頭、羽化していました

殻の中の残留物。これだけ。

体長約4mm
後翅と重なり分かりにくいですが
5月19日撮影

2 件のコメント:

  1. さっぱり見当もつかないので、小西さんに見ていただき、「トガリヒメバチ亜科のEthelurgus属あたり」とのコメントを貰いました。ヒラタアブ類の囲蛹に寄生するとのことで、国内からは4種が知られていますが、ネットで属名検索するとそのうちの2種の図(Kusigemachi,1983)を見られます。
    比較できるのは前翅の翅脈くらいですが、鏡胞の形や縁紋の三角形が違うので、これらではなさそうです。
    ヒラタアブヤドリヒメバチ亜科のDiplazon属では、卵や幼虫に産卵する(とどこかで見かけました)ので、こちらはもっぱら蛹に産卵するのかもしれません。

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    1. ありがとうございますm(_ _)m
      小西先生に宜しくお伝え下さい。自分で調べても全く分かりませんでしたが、ヒラタアブ類の囲蛹に寄生する種が4種知られていると知り、とてもスッキリしました。また囲蛹という言葉を初めて知り勉強になりました。裸蛹、被蛹、囲蛹、覚えておきます。

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