クズの葉上に緑色のメタリックな輝きが1粒。翅に黒い線があり、クロマルカイガラトビコバチやニジモントビコバチ
の類いかな?と思った。でもヒメコバチぽい雰囲気もあるので採集した。
結果、以前に庭で採集した?Neochrysocharis属(記事2頭目)に似ているものの脚の色、背面の毛の本数が違った。
同じハモグリバエ幼虫に寄生するするものの、こちらはClosterocerus属のようです。小西先生の検索表では
同属と思われるClosterocerus lyonetiae (Ferrière)が紹介され寄生率は低いもののマメハモグリバエから羽化した
と紹介されていました。
2014年8月18日追記:先日、そらさんが採集されたクズノチビタマムシのサナギより同種と思われるハチが羽化しました。ezo-aphidさんの調べによりますと世界的分布で寄主範囲が広い C. trifasciatus Westwood の可能性があるようで"?"でありますがタイトル改変しました。ありがとうございます!クズノチビタマムシが寄主とは驚きですがクズの葉上で見たのも合点出来ました。
光の加減で虹色に輝いています。体長約1.2mm
複眼もメタリックな輝き
短い触角
分かりにくいですが翅に黒い横縞が3本あります
小盾板(このハチの場合、大きいけれど)に毛が一対
脚は附節以外はメタリック調です
ステレオグラム交差法
7月1日採集 浜手緑地
一番下のコバチが、ウルトラマンのごとく巨大な写真に返信してしまうのが凄いです(^^)。
返信削除メタリックな部分が、本当に良い色してますね。
おはようございます。この手のハチはほんと奇麗なものがおおいですね。ウルトラマンの発想、なかなか面白いです!!
削除そらさんの「クズノチビタマムシ」蛹の多寄生コバチに関連してやってきました。
返信削除本属は国内に4種いますが、世界的分布で寄主範囲が広い C. trifasciatus Westwood の可能性について検討する必要がありそうです。
なお、蛇足ですがClostercerus属の特徴については、下記のサイトでご確認ください。わりとあっている部分が多いように思われます。
返信削除www.ento.csiro.au/science/Liriomyza_ver3/key/Liriomyza_Parasitoids_Key/Media/Html/closterocerus.html
点が線で繋がった喜びと表現すれば良いのか驚き、そしてと楽しませてもらいました。採取されたそらさんとezoさんのお陰ですね!!
削除Clostercerus属の特徴がわかるサイトを見つけられるのも脱帽であります。