たしかモッコクの木であったと思う。葉(特に葉脈周辺)から茎までびっちりとカイガラムシがついていた。
調べてみるとルビーロウムシのよう。これだけ繁殖していれば狙って来る寄生蜂もいるだろうと見渡すも
全く探せ出せなく痕跡も無い。逆に居ないから、ここまで繁殖しているのかもしれません。もしもこのブログ
を見たのなら、是非とも飛んで来て欲しいものです(^^;;
このムシを寄主としているルビーアカヤドリコバチはおちゃたてむしさんが撮影されています。
茎には幼虫が適度な間隔をあけて吸汁中。白いWAXが体側面と背面から出ています
カタカイガラムシ科 ロウムシ属 Ceroplastes rubens , 1892
カタカイガラムシ科 ロウムシ属 Ceroplastes rubens , 1892
葉の表に卵が散らばっている箇所あり。白いのは卵殻でしょうか。長さ0.3mm弱
産卵後約20時間後に孵化し幼虫は歩き出すようです
以下3枚が1齢幼虫。体長約0.5mm.固着して間もないのでしょうか蝋物質が出ていません
体長約0.35mm.上の幼虫より小さい
体長約0.5mm.2本の尻尾が見える
体長約0.45mm.歩行中の幼虫
孵化して間もない幼虫がぞろぞろ
こちらは2齢でしょうか。体長約0.55mm.
成虫、横幅約4mm,高さ約2.6mm 右の幼虫は約0.6mm
体に4本の白線があるのは気門周辺より分泌された物
ひっくり返してみると空洞で2枚目写真に写っている卵殻?がどっさり
5月下旬より6月下旬にかけて約1000粒!産むようです。
愛知県の「病害虫図鑑」を参照しました
7月11日〜13日撮影 新開公園
「こちらは2齢でしょうか。体長約0.55mm」写真と「愛知県の「病害虫図鑑」を参照しました」写真はツノロウムシ幼虫です。
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