庭の物置で営巣しているセグロアシナガバチを久しぶりに見た。その様子にビックリした!!
女王蜂を含め6頭、巣にとまっていたが働き蜂は1頭もおらず、女王を除き、全て♂だった!
多くの働き蜂が羽化し育房を増やし巣が大きくなり、そして♂が出現すると思っていましたが...。
巣の増設も幼虫の世話も果たして男どもに出来るのでしょうか。なぜ、このような事態に?
過去のセグロアシナガバチ関連記事→こちら
追記:通りすがりさんより交尾・受精が上手くいかなかった可能性を教えて頂きました。ハチ類(アリ含む)等に
みられる性決定システム”半倍数性”で性染色体が存在せず染色体数で性が決まり未受精卵からは♂がうまれるよう
です。情報ありがとうございます!
♀にくらべ白っぽく間が抜けている(失礼)♂の顔
なんか弱そう...。実際、こちらの動きを気にして直ぐに飛び立ちます
こちらは女王。 一体、どういった条件で♂ばかり羽化したのでしょうか
スズメバチ科 Polistes jadwigae jadwigae
写っているはすべて♂です
イクメンたるか...
7月4日撮影 自宅庭
いつも拝見しています。
返信削除すべてオスとのことですが、交尾・受精に失敗したのでしょうか?
だとしたら、自分の息子と交尾して、これから挽回を図るのでしょうか?
今後が楽しみですね。
こんばんは、いつもご覧頂きありがとうございますm(_ _)m
削除交尾・受精に失敗するとオスが産まれてくるのでしょうか。 次に羽化するのは何者か、この巣の運命はどうなるのか。何か変化が有りましたらブログにて報告します(^^
名無しに御返事をいただき、ありがとうございました。
返信削除ハチやアリの卵は、受精して遺伝子を2セット持つとメスに、未受精で(母親由来の)1セットのみだとオスになります。
半数倍数性という、この仲間独特の性決定様式です。
あ、ダニの仲間も同じですね。
おはようございます。
削除ハチやアリの類いのの性決定システムは特異ということは知っていましたが、”未受精=雄の誕生”は頭から抜け落ちておりました。ありがとうございますm(_ _)m
今回の女王は小振りな感じで、交尾の対象にならなかった?可能性もあるかもしれませんね。