越冬しているようだが、?なムシも居る。
この寒空の下、アラカシの葉上で振りかけられたように10匹ほど黒い幼虫。
葉の表面を食べているようで鈍いが動いている。自分が排泄したフンらしきものも
皆、着けている。時間が経てばさらにコーティングされるのだろうか。
つぎに、これまたアラカシの葉上で似たようにフンを着け体を丸めている幼虫がいた。
ムシのフンというよりは人や犬のものに近い気がする。同種?
朝晩、氷点下になろうに、幼虫のまま乗り切れるのでしょうか。
その1
表面だけ奇麗に食べている。体長約2.8mm。
頭と尾にフンを着けている。頭部を見るとチョウ目っぽい。
画像クリックでサイズ大きくなります。
ダイレクトに寒気を受ける葉の上に居てても大丈夫なんでしょうか。
その2
上の個体と同じように糸を張り、フンを同じように載せている。
色目は違いますが、よく似た構造。脱皮後の姿?
余計に目立ちそうなフンの色ですが、大丈夫!?体長約6mm。1月14日撮影。
若齢期の幼虫は知見が少ないので判別は難しいのですが、頭の形、6mmサイズの静止スタイルから見て、トガリバまたはカギバのようです。日本のQuercusからは、それぞれ5種、7種もの報告があります。カギバ科では多くは尾端が長く突出するので、これはトガリバ科に軍配を上げたいところですが。もう少し生長した幼虫を見たいですね(背中の円い突起がどんな風に変わってゆくのか、とか)。
返信削除ありがとうございます!
削除蛾の種類だけでもお手上げですのに地味な幼虫となるとさっぱりです(^^;;2種の絞り込み有り難うございます。
次は行った時にチェックしておきます。以前、お調べ頂いた、ササシロナガカイガラムシ?のその後ですが
この幼虫を見つけた日に確認したところ、全く変化ありませんでした(^^;;1匹裏返しましたが、小さすぎるため
黄色一色で各部位が認識出来ませんでした。こんどは倍率を上げて撮影してみます。