2012年1月8日日曜日

タケノアブラムシ と タケヒゲナガブチアブラムシ?

笹の葉をめくる。非常に賑やかな光景が広がっていた。祭状態。

最近、おちゃたてむしさんブログと、そらさんのブログに登場の
タケノアブラムシ達にまじってタケヒゲナガブチアブラムシでしょうか
それとヒラタアブの卵、猛烈なサビ病の胞子が見られます。

1月9日追記:ezo-aphidさんより2枚目のアブラムシはTakecallisの有翅幼虫らしいです。
2種いるそうで、参考になればと1枚、隣の葉にいた同種と思われるアブラムシの写真を
追加しました。

この時期でもヒラタアブの卵あるんですね。アブラムシ有翅成虫は居ませんでした。
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真ん中の タケヒゲナガブチアブラムシ?は体長約2mm。1月6日撮影。
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サビ病の胞子は着色した”とびこ”に見える。サビ病の影響、アブラムシ達は受けないんでしょうか。

触角を見るとタケヒゲナガブチアブラムシ(Takecallis arundicolens)のような気がしますが如何でしょうか。
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6 件のコメント:

  1. こんばんは、

    ササの葉の裏に付いている茶色のお団子は、ササ病の胞子だったんですか!
    同じ写真を撮ったのですが、掲載する前に先を越されてしまいました(^^;。
    どちらのアブラムシも、私のところでは有翅型も見ることができますが、ササの葉によって状況が変わってました。

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  2. そらさん こんばんは。
    サビ病はおちゃたてむしさんのブログでezo-aphidさんのコメントより初めて知りました。既にご覧になっているかもしれませんがhttp://www.sc-engei.co.jp/navi/byoki10.htmlに詳しい解説があります。今日は、そらさんのブログを頼りにマツホソオオアブラムシを撮りました。ここでも有翅成虫は見受けられませんでした。

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  3. 「ササ さび病菌」で検索すると、アズマネザサの例で詳しい生態が図示されています(神奈川博物館)。それによると、「茶色のお団子」は夏胞子堆、その粒々が夏胞子で0.03mmほどの楕円体ということです。日本植物病名データベースで「ササ類さび病」を見ると、タケ・ササ類には7種が寄生し、それぞれがウツギ類、マンサク類、アジサイ類などにも寄生するそうです。・・・これまた、半端じゃありませんね。
     2枚目の黄色いアブラムシはTakecallisの有翅幼虫のようですが、2種のうちどちらか不明です。なお、この属では胎生雌はすべて有翅です。

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  4. ezo-aphidさん こんにちは。
    いろいろと情報いただき有り難うございます。胎生雌はすべて有翅とは、奥が深いですね。よくみると、どれも翅が出てくるであろう膨らみがありました。同じ茎の隣の葉にいた(そこにはタケノアブラムシは1匹もいなかった)同種と思われる写真を追加しておきましたので、何か手がかりになれば良いのですが。

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  5. マダラアブラムシ亜科は主に落葉広葉樹に寄生しますが、そのうち半数くらいの属では無翅型を出しません。アブラムシは幼虫が単独でいることは少ないので、判別点は調べられていません(しばらく経てば成虫が見られますし)。
    「翅が出てくるであろう膨らみ」:翅芽 wing budといいます。

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  6. ezo-aphidさん こんばんは。
    翅芽ですか、なるほど、と頷ける名称ですね。この場所は頻繁に行く所なので、しばらく観察の対象にしておきます。ありがとうございます!!

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